タイ運輸省陸運局 自らが、タクシー配車アプリ「タクシーOK」を、本格的に力を
入れるようです。 これでバンコクのタクシーの質も良くなるでしょうネ。
年間4千万人が訪れる観光立国でありながら、かつバンコクは大都市ですのに、タクシーの評判は決して
良くありません。全てのタクシーがそうではありませんが、運転が乱暴であったり、言動が横柄、メーターを
使用しないでぼったくる、乗車拒否 … … 等々、皆さんも 一度は経験したことがあるでしょう。
<タクシーOKの案内>
その一部の悪名高いタイのタクシーの抜本的なサービス向上を目指して、ついにタイ運輸省
陸運局がプロジェクトとして「タクシーOK」を1月25日から本格的に始動するとしています。
昨年11月から準備し、一部 テスト稼働していたようですが、これでタクシーの全体的レベルは向上する
でしょうネ。専用のタクシー配車アプリを通じて場所を指定するとタクシーが迎えにくるサービスです。
これまでにもタイでも民間会社の「クラブタクシー Grab TAXI」、「ウーバー Uber」などは、
街で走っているタクシーより人気がありました。 今回は政府が絡むことに意義がありますネ。
「タクシーOK」は、全車両が衛星利用測位システム(GPS)付きで、乗客用の緊急ボタン、車内
ビデオカメラも搭載されます。そして運転手、走行ルート、速度などの情報と車内のリアルタイムの
映像を陸運局の管理センターで監視できますので、真に安全運行とサービスの向上を図れます。
プロジェクトに用意されているタクシーは約2万台で、空車時の表示器の色は「緑」に統一。(一般の
タクシーは「赤」)。 運賃は通常のタクシーと同額ですが、使用料20バーツが加算されるだけです。
タイのタクシーの話になると、当ブログでも「初乗りが35バーツなんて、タイのタクシーは
料金が安過ぎる。騰げなければ運転の質も上がらない」と訴えていました。諸物価が騰がって
いるのに、タクシーの料金は何十年もそのままです(距離によって多少は騰がっていますが)
ですので 初乗りが35バーツのまま「タクシーOK」のシステムを本当に利用できるのか、
実際に乗ってみなければ半信半疑です。でも政府が発表しているので間違いないでしょ。
これまで粗暴な態度や危険な運転、メーターに細工するなど様々な手口による運賃のごまかし、
常習的な乗車拒否など、政府は取り締まりを強化していましたが、これまでのところ、目立った
効果はあがっていませんでした。 でも今後は、これらが改善されていくでしょうネ。
さらに新規に登録されるタクシーは、基準を満たす必要がありますから増えていきます。
これなら乗客の安全が守られ、安心してタクシーを利用できるようになるでしょう。
では「クラブタクシー Grab TAXI」や「ウーバー Uber」はどうなのか? 明日に続きます …
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