今度は日本で タイ人女子・ノック選手が優勝です！

　
　今度は日本で タイの女子プロ、ブッサバコン・スカパン選手20歳が 初優勝を遂げました。　

普段は日本女子プロゴルフ協会（LPGA）の下部ツアーである･ステップアップ ツアーで
戦っている彼女ですが、昨日 兵庫県三木市で行なわれた「第３回三木市レディースゴルフ
トーナメント」というローカルツアーではありますけど、嬉しい初優勝です。

　
　＜２位タイにチュティチャイ選手が入っています＞

タイではノックというニックメーム（ブッサバコン・ノック）で呼ばれていますので、ここでも
ノック選手と言いますネ。“ノックとは鳥のこと”。　そう、LCCのノックエアのノックです。

ノック選手が出場した「第３回三木市レディース」は、西日本最多のゴルフ場がある「ゴルフのまち
三木市」をＰＲするトーナメントで、三木市と市ゴルフ協会が主催する７月20日･21日の二日間
大会です。大会を通じて、ゴルフの振興とゴルフ場利用促進による地域活性化を目指しています。

　
　＜これは１回目のもの＞

出場選手は毎回、LPGAの登録選手、予選会を通過した非登録選手、研修生、インストラクターら
100人前後が参戦しています。今回の会場は兵庫県三木市にある「美奈木ゴルフ倶楽部」でした。

ギャラリー約260人が見守る中、ノック選手が通算７アンダーの137で優勝。また最高位のアマ
チュア選手に贈る「ベストアマ賞」は、通算２オーバーで28位となった米澤綾梨さん（20）でした。

　
　＜ベストアマの米澤綾梨さんと＞

表彰式では、両選手にトロフィーが贈られたほか、ノック選手には優勝賞金200万円などが贈られ、
会場内で募った西日本豪雨被災地への義援金が、ノック選手から仲田一彦･三木市長に手渡されました。

日本に女子プロは約1,115人おり、そのうちツアーの賞金を稼げているのは約400人弱だとか。が、
こうしたローカルツアーにも多くの選手が参戦しています。このようなツアーでも、優勝する
ということが、どんなに大変か また大切になります。ノック選手も良い経験を積んだでしょう。

　
　＜16年のホンダLPGAにも出場（右３人目）＞

ノック選手は２年前にタイ北部･チェンライの高校を卒業後、ジュニアで活躍し その後は
昨年までは欧米ツアーに出場。が、日本でのツアーに参戦すべく 昨年末の日本でのQTに挑戦。

惜しくも106位となり、多くの試合には出れませんが、今年からツアートーナメント（TP）の
単年に登録して、ステップアップ ツアーやローカルツアーに出場しています。

今年からLPGAに変更があり、プロテストに合格したLPGA会員でなければ、QTに出場することは
できません。あと会員になれるには、今後のレギュラーツアーで優勝すればよいのですが、出場する

　

機会もなく、難しいのが現状です。幸い、プロテストも第一次、第二次（20位）と突破し、明後日の
24日～27日に「チェリーヒルズ GC（兵庫県）」で、行なわれるプロ最終テストに臨めます。

　今回、同じ兵庫県で優勝したことは、大きな自信と励みになったかな。日本ツアーの
会員になって、Ｏ･サタヤ選手やチュティチャイ選手の先輩のように、レギュラーツアーで
初優勝してもらいたいですネ。　日本にも楽しみな20歳のタイ人女子選手が出てきました。　　　



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