男子ゴルフ「中日クラウンズ」は、宮本勝昌プロ(46)の劇的な逆転優勝で幕を閉じました。
60回目を迎えた同大会、プロゴルファーなら 一度は勝ちたいトーナメントと言われています。しかも
「子供の日」に2人の愛息と夫人の前で 最高の父親の姿を見せられて、さぞかし嬉しかったでしょう。
17年の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」以来となる通算12勝目でしたが、昨年6月に
突然、神経疾患のフィッシャー症候群に襲われていたんですってネ。 知りませんでした。
「地面がゆがんで見えて」歩くこともできなくなり、自宅での静養を余儀なくされていた
ようです。幸い3週間ほどで症状は消えたようでしたが、その影響もあり 2000年から守り
続けた賞金シードを失うほどの極度の不振に陥りました。大きなスランプだったんでしょう。
でも 今回の優勝はキャディさんに助けられたというから嬉しいじゃありませんか ・・・
一つは励まし。15番でバーディーチャンスにつけながらパットを外すと、更にパーパットも外し、
この日初のボギー。気持ちが落ち込んだ時、“まだまだ、これから” とハウスキャディーの遠竹
則子さん(49)に明るく言われて、何度も救われたそうです。お蔭で終盤、風に悩まされて
崩れる選手が多い中、16番と18番でバーディーを奪い、”踏ん張れた” と語っていました。
<キャディの遠竹則子さん>
そして読みです。そのポジティブな姿勢に加えて、“グリーンのラインの読みが素晴らしく、
全部合っていた” と振り返っています。 勝負を決めた18番でも遠竹さんの「難しいライン
ですけど、真っすぐ打ってください」というアドバイス通りに打ったら入ったといいます。
でも遠竹さんは宮本勝昌プロを褒めたたえています。「あのラインはここのキャディじゃないと
読めない。でも本当に真っすぐ打って入れたのが凄い。さすがですね」と感心しきりでした。
優勝をアシストした遠竹則子さん、日本のキャディさんらしい理想のキャディさんですネ。
<ジャンボに報告する石川遼プロ>
残念で心配なのが石川遼プロです。初戦の「東建コーポレーション」も腰痛で出場していませんでした。
「中日クラウンズ」には出場しましたが、腰痛のため第2ラウンド開始前に棄権してしまいました。
初日の11番でグリーン奥のバンカーに入れ、脱出に4打かかり「8」を叩いたのは、私みたい(苦笑)。
これが日米通じて初めての棄権ですネ。第1日のプレー途中に再発したようで2日目朝になっても
快方に向かわず、”ボールを打てる感じがしなかった” と語っていました。ホント 無理は禁物です。
張本勲氏が例のニュース番組で「腰痛は誰でも患うけど 27歳くらいで、こんな自己管理を
怠って、期待しとるんだから もう少し気を付けてもらいたい」と “喝!” を入れていました。
ベストパフォーマンスができる体を作って、一日でも早く 戻ってきてほしいですネ。
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