秋のビックツアーの一つでもある「三井住友VISA太平洋マスターズ」は、石川遼プロの通算
18回目の優勝で幕を閉じました。ゴルフファンが待っていた理想的な最終日・最終組でしたネ。
<三人の年齢は ちょうど5歳違い>
ツアーを引っ張ってきたスター選手・石川遼プロ(31歳)と、今季 逆転の賞金王を虎視眈々と
狙っている星野陸也プロ(26歳)、そして、これからの日本ツアーを引っ張って行くであろう
新鋭の蝉川泰果プロ(21歳)の優勝をかけた激突は、男子で今季最大の見せ場となりました。
大会50周年を記念して観戦無料になった事もあり、久しぶりに男子国内ツアーで大勢の観客を
見ました。 同組のスタートホールでは、ティイングエリアからグリーンまでをギャラリーが
囲んでいました。ただプレーオフで決着がつくまでライブで放映されなかった事は残念でしたけど。
10月に日本で開催された米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」を除けば、国内男子
ツアーで一日のギャラリー数が1万人を超えたのは、2018年の「日本プロゴルフ選手権」以来、
四年ぶりとの事。近年、男子ツアーの人気低迷が叫ばれて久しいですが、スター不足もあって、
平日は四桁入れば良い方で、土日も5,000人を超えることは、滅多に無いようです。同大会では、
初日4,170人、二日目5,131人、三日目10,067人、最終日は天候のせいかな7,334人で、合計
26,702人のギャラリーを記録したと ・・・ 無料開催だから 3万人に届くかと思っていました。
20年大会は、コロナ禍で無観客での開催、21年大会は、最大5,000人を上限として有観客で
行なわれました。料金は予選ラウンドの二日間が4,000円、決勝の二日間は6,000円でした。
観客数は 初日1,635人、二日目 2,004人、三日目 、2,487人、最終日は 2,872人の合計
8,998人ですから今回は、約三倍のギャラリーが訪れたことになります。もし制限なしの
有料試合だったら、どれくらいのギャラリーが集客できたのか、興味のあるところです。
プレーオフの時はテレビ放映がライブでなかった為、石川遼・星野陸也プロのプレーオフ
情況をチェックしようと、日本ゴルフツアー機構のウエブのリーダーボードへ、一時的に
繋がりにくい状況になったようです。男子ツアーでは、このようなことは珍しいでしょうネ。
今大会のように人気のある石川遼プロが上位争いに入り、それに挑戦する規格外の飛距離を
武器に持つ、魅力ある河本力(22歳)・蝉川泰果プロといった若い選手らが競えば、有料
試合になっても、会場に足を運んでくれるでしょう。 彼ら若手に期待したいですねぇ~
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