タイの人、二月病って知っているかなぁ～

　　
　いきなり唐突ですが　“二月病”　って、聞いたことあります？

　恋愛に縁がない若者が、バレンタインデーの前後に、孤独感を感じ強いストレスでイライラを発症する
心身症状のことを言うんだそうですヨ・・・　　ワタクシなんかは、若い時からそんな経験が一度も無く
知りませんでしたねぇ～　　　な～んてネ。（笑）

　
　　＜　二月病かなぁ～　＞

　昨日のバレインタインデーは、中国の旧正月とぶつかった為　二月病のタイ人も少しはイライラが
和らいでのでは・・・　でも　これは中国人系タイ人の話であって、完全なタイ人にとっては関係無い事、
中国人が多い大都市では、正月だ！　と騒ぎしますが、暦も通常通り　国の行事ではありませんしネ。

　純粋なタイ人にとっては、昨日はバレインタインデーしかありません。タイのバレインタインデーは
男性が意中の人や恋人・妻に赤いバラの花を送ることは、随分と知られるようになりましたよネ。昨日は
花屋さんじゃ無い人までバラなどを仕入れて、繁華街の歩道に所狭しと並べて売っていました、っけ。

　
　　　　　　　　＜　歩道が歩けないよ～　＞

　この時期はバラの金額が高騰し　普段は一輪バラ数十バーツが、高いものは200バーツ前後になるとか、
タイの花屋さんが最も稼ぐ時期にもなります。昨日は男性がバラを抱えている光景をよく見かけました。
また　人の賑やかな所には、必ずと言っていいほど一輪バラを売り歩く人たちをも見かけましたネ。

　
　　　　　　＜　どのバラにするかなぁ～　＞　

こんな諸事情ですから、タイは義理チョコならぬ義理バラなんてないでしょうヨ・・・　（笑）
婚姻届も有名になりましたネ。

　バレインタインデーに合わせて、バーン・ラック　（愛の村）　という名の役所に　わざわざ　この日を
待って婚姻届を出すんですネ。　今やイベントも行われるようになり、日曜、祝日に当れば、婚姻届だけは
受け付けてくれ　同役所、なかなか粋な計らいをするようになりました。サービス精神がある役所です。

バーン・ラック　と云うと、地方・田舎にあるように想像しますが、ここで云う「バーン」　は、家では無く
水辺の村などの意味だそうで、バンコク市のど真ん中のビジネス・エリアである　シーロム・スリウオン
サートン・・・等々をエリアとする役所なんですヨ・・・　意外でしたネ。

　
　　　＜　タイスタイルの結婚式　＞

　多い年で3,000組前後のカップルが、同役所に婚姻届を出すそうですが、今年はどの位のカップルが
誕生したんでしょうネ・・・　でも　こんな　笑うに笑えない、話しも聞きました。

　カップルの両親が猛反対の結婚をトンブリ・エリアある　“バーン・プラット区”　の役所に婚姻届を
出すよう勧めたそうな……　プラットは　「別れる・離れる・落ちる」　と云う意味があるんだそうでヨ。
余程　嫌なんでしょうネ・・・　（笑）

　でも　実際　バレインタインデーに数組ほど届出があるそうですヨ（笑）　
どんなカップルなんでしょう？　真意を聞いてみたいですネ・・・
　でも　二月病よりいいかぁ～　　　



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