今月5日、静岡県で3歳の女の子が送迎バスに置き去りにされ死亡した事故、いや
これは事件ですネ。その後、全国で 再発防止に向けた対策や議論がされています。
ある幼稚園・保育園では、警察と協力して 車内に取り残された園児がクラクションを鳴らし、
周囲に危険を知らせる訓練なども行なっていましたネ。バスのクラクションで大きな音が
出ることを体験してもらい、バスに閉じ込められた際に、助けを求めるという内容です。
タイ国でも今週の12日、北部チェンマイ県の隣にあるナーン県の 駐車場で、ある住民が
白いセダンの車内に子供が横たわっているのを発見、ドアを叩くも起きないので 救急隊に
通報。車から外に助け出され無事でした。 20分という短い時間でしたが、母親はトイレに
行っている間の出来事でした。戻った母親は、救急隊と我が子に驚き、反省しきりだったとか。
タイ国でも 無事だった地方の このような出来事がニュースになるくらい、時折 車内に置き
去りにされた事故が起きていますネ。8月30日では、チョンブリ県で7歳の女の子が通学
バスに取り残され、その後、死亡しています。女の子は朝の通学時に眠ってしまったとみられ、
夕方になって車内で発見されたということです。 これも先生や運転手の大失態でしょう。
2014年以降、通学や通園バスでの置き去りによりタイ国内で少なくとも6人が死亡しており、
対策が叫ばれていました。 タイ国でも一部の幼稚園や小学校で、子供たちが 車内に取り
残された時の対処法として、クラクションを鳴らして助けを呼ぶという訓練を定期的に
実施しています。三年前には、その関連の絵本なども発売されています。特に4歳から
5歳の子供を持つ親からの注文が多く、累計の発行部数は 二万部に上るといいます。
日本政府は静岡県の事件を受け、通園バスを持つ全国およそ1万カ所の施設で緊急
点検を行ない、来月中に再発防止策をまとめる方針だそう。国が補助金を出し、全国
すべての通園バスに安全装置を設置する方向で調整を進めているとのことです。
そんな中、医療関連の一般財団法人で代表を務める畑中洋亮さんの考案で、エンジンを切ると、
車内の一番後ろに設置されたブザーが鳴り始め、ブザーの所まで行ってボタンを押さないと
解除されないという装置を、オクト産業という会社が、一週間で開発したそうですヨ。
解除せずに一定時間が経つと、大きなサイレンに変わり、その音量は 車の外まで しっかり
と、届く大きさだといいますから、これは優れものです。 タイ国でも売れるでしょうネ。
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