女子ツアーでは今週も 相変わらず新人が、ゴルフ誌上を賑わかせています。「住友生命
レディース東海クラシック」では、2003年生まれのツアー新人19歳・尾関彩美悠プロが、
難しいコンディションの中で、スコアを六つ伸ばし単独トップに躍り出ています。
<尾関彩美悠プロも楽しそうにプレーしますね>
下部のステップアップツアー「山陽新聞レディースカップ」でも、新人の18歳・桜井心那
プロが、この日最少スコアの65で回り、通算11アンダーで下部2勝目を狙える単独首位です。
近年、女子ゴルフは新たなスターが誕生し、目の離せない試合が続きます。渋野日向子プロが
「AIG全英女子オープン」で優勝を遂げた頃から「黄金世代」の選手らが もてはやされました。
が、今年のメルセデス ランク20位以内に入っているのは、その世代で5人ほどしかいません。
それほど3年・4年前とでは上位の顔ぶれが変わり、新旧交代が激しいということでしょう。
「黄金世代」、西村優菜プロらの「プラチナ世代」、現在 メルセデスランクトップの山下
美夢有プロと2位の西郷真央プロは、2001年生まれの「新世紀世代」と来ました。ですが、
更にその下の世代、先週 メジャー戦の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」を制した
川崎春花プロや上述の尾関彩美悠プロが2003年生まれで、桜井心那プロは2004年生まれですヨ。
その下には「全米女子アマチュア選手権」を日本人で37年ぶりに制覇した馬場咲希さんがいます。
マスコミも「何何世代」と呼びたくとも、余りの速さで次々と若い世代が台頭して来るので
追いつきません。もはや、コロナ前に台頭していた1998年度生まれの「黄金世代」ですら、
ツアーの中心でいることが難しい状況になって来ています。
昨年のプロテストは、コロナ禍で2020年度は出来ませんでしたので、6月と11月の二回
行なわれました。合計約1,200人が受験し、パスしたのは40人前後と、その格率は3%です。
その40人前後の中から、現在メルセデス ランキング50位以内に9名も入っています。
岩井千怜(19位)、佐藤心結(26位)、後藤未有(34位)、川崎春花(36位)、阿部未悠(37位)、
佐久間朱莉(38位)、小倉彩愛(41位)、桑木志帆(47位)、岩井明愛(48位)らです。
岩井千怜と川崎春花プロの二人は優勝していますが、次は誰が来るでしょう、目が離せません。
今日の最終日でトップを走っている尾関彩美悠プロは、11月のテストでトップ合格しており、
現在のメルセデスランクは66位です。 もし勝つと完全に50位以内に入ってきます。
そして、まだ優勝していない選手がランクに7人も入っています。いかに最近の女子選手の
レベルが高いか、窺い知れますネ。その7人のルーキーたちも虎視眈々と初勝利を狙っています。
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