女子の日本ツアーにおいて「今季 タイ人プロの出場は叶わなかった」と、昨年12月1日の
当ブログで伝えましたが、間違いでした。 Yさんからご指摘を受けました。訂正します。
一昨年のQTでは33位までに入った選手に、前半戦すべての出場権が与えられましたが、昨年のQTで
32位にタイのサランポーン・ランクンガセットリン(SARANPORN LANGKULGA SETTRIN)選手が
入り、前半戦の試合に出場できます。 どういうワケか、見落としてしまいました。失敬しました。
<サラポーン選手、強くなれば日本で人気が出るかも ・・・>
おさらいをすると、ファイナルQTまで戦ったタイからの選手は、サタヤ選手(71位)の他に 77位の
スパマス・サンチャン、88位 ブッサバコン・スカパン、89位 ポラニ・チュティチャイ選手らでした。
唯一の出場権のあるサランポーン選手はプーケット出身の 1999年12月9日生まれですから、まだ
19歳です。昨季は欧州ツアーに出場しながらタイ・中国・アジアの女子ツアーに参戦していました。
<昨季のホンダLPGAにも出場(右)>
2016年6月タイのローカルツアー、17年7月には 中国LPGAツアーの「 Zhuhai (珠海市)ツアー」、
18年5月のアジア女子ツアー「香港オープン」などで勝っており、将来 有望な若手選手になりますネ。
昨年12月の世界ランキングには199位、タイの女子では7位になっています。そう言えば、昨年の
「ホンダLPGA」にも推薦枠で出場し、51位で終わっています。 今年の日本での活躍が楽しみです。
<世界ランキングのタイ人女子の順位>
世界ランキのタイの選手を見ると、10位のサタヤ選手の218位以外、9名の選手は欧米の
ツアーに参戦しています。今や日本以上にタイの女子プロは欧米に出場するようになりました。
<来季、米国でプレーする日本の女子プロは、畑岡奈紗・上原彩子・横峯さくらプロ、昨年の
QTで36位に入り、出場権を掴んだ山口すず夏プロ 18歳の4選手だけです。タイの半数です>
そしてアリヤ・ジュタヌガーン選手は世界のトップに登りつめています。 タイの女子プロは
今までどうして、日本ツアーより欧米ツアーへ参戦していくのか、これらが要因でしょうかネ。
* ジュタヌガーン姉妹のように幼少時代から欧米のジュニア大会に出場していたこと。
* ゴルフを幼少からするジュニアは富裕層の子が多く、英語を喋れる環境にあったこと。
* タイでのゴルフ業界は、圧倒的に欧米志向であったこと。
* タイガー・ウッズ選手のお母さんがタイ人であること。
* タイのゴルフ選手で国民的英雄になったトンチャイ・ジェイディ選手が欧州ツアーで名を挙げたこと。
等々でしょうかネ。 日本で3勝しているサタヤ選手も日本へ来る前は米国でプレーしていました。
1勝しているポラニ・チュティチャイ選手は、初めから日本ツアー参戦でした。日本ツアーにもっと
来てほしい気がしますが、それがLPGAの規定変更で難しくなりましたネ。 明日に続きます。
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