海外で男女とも、一時はトップに立つものの日タイ選手の優勝はありませんでした。
「インターナショナルシリーズ・ベトナム」でのジャズ・ジェーンワタナノンド選手、
最終日「70」で通算16アンダーの4位タイに。トップで出た金谷拓実プロは 2バーディ・
3ボギーの「73」と振るわず、トータル16アンダーで同じく4位タイのフィニッシュでした。
今年2月の「同シリーズ・オマーン」以来となる、今季の海外二勝目とは成りませんでした。
女子「ロッテ選手権」でのナタクリッタ選手は、66 70 73 70 と三日目の「73」が響き、
通算9アンダーの6位タイで終了。四日間を通じてアンダーで廻る難しさを実感したかな。
これも良い経験ですネ。 2打差5位から出た畑岡奈紗プロも、2バーディ・4ボギーの
74とスコアを落とし、通算5アンダーで16位に終わり、米国ツアー通算7勝目は、お預けと
なりました。 二人とも今週の今季メジャー初戦「シェブロン選手権」で頑張ってほしいな。
でも日本国内ツアーでは男女とも、勝ってほしい選手が優勝を果たしました。男子では
「関西オープン」において、単独首位で出た蝉川泰果プロ(22歳)が、5バーディ・
1ボギーの「67」で廻り、2位に4打差をつけて逃げ切りました。これはプロとしては
初優勝で、早くも通算3勝目を挙げ、これからの男子ツアーを引っ張る予感がしています。
女子国内ツアーの「KKT杯バンテリン レディース」では、ついに岩井ツインズの姉・岩井
明愛プロ(20歳)が、逆転でツアー初優勝を飾りました。首位の申・ジェ選手と1打差の
2位から出て2バーディ・2ボギーの「72」で廻り、通算7アンダーで逆転を果たしました。
あのプレーが遅い申・ジェ選手に、“あなたが遅いから走っているのよ” と言わんばかりに、
走りながらプレーしていた事に、“いいぞ、いいぞ” と思いながら観ていました。ジェ選手も
つられて走ってましたねぇ~ 世界の申・ジェ選手に気後れせず、実に痛快な勝利でした。
昨季二勝した妹の千怜プロに続く優勝です。姉妹での優勝は福嶋晃子&浩子、堀奈津佳&
琴音プロらに続いて三組目ですが、双子姉妹が揃っての優勝は、ツアー史上初の快挙です。
妹の岩井千怜プロは4位からスタートした最終日は73と落とし、14位に終わり、当面の
夢である「二人で最終日最終組で優勝を争う」ことは実現できませんでしたが、今後は
いままでの双子アスリートにない歴史をつくるような気がしますネ。 明日に続きます。
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