7.62×12.7センチのペーパーで作製され、何気なく使っている日本パスポート。タイの
人からすると日本のパスポートは羨ましいそうですヨ。いや、タイ国だけではありません。
偽造パスポートで日本パスポートの人気が高い理由は『ノービザで行ける国が多いから?』
だそうです。偽造者たちからすると、多くの国で効力を発揮するので欲しがるのでしょう。
市民権取得の支援などを手がける「英国ヘンリー&パートナーズ」が、ビザ(査証)なしで
渡航できる国の数でパスポートを比較した「ヘンリーパスポート指数」の最新ランクを発表。
1位になったのが、193カ国にビザ無しで入国することができる日本のパスポートでした。
同指数は、国際航空運送協会(IATA)が提供するデータに基づいて検証していますが、
2006年から毎年、世界のパスポートを定期的に調査し、公表しています。近年は日本が
いつも1位、2位になっています。ただ日本パスポートは世界最強だ、と言っても 今年は
2位のシンガポールと韓国が192カ国ですから、そんなに変わりありませんけどネ(苦笑)。
2017年頃には上位10のパスポートに、日本以外のアジア諸国はほとんど入っておらず、
欧州が優位でした。 新型コロナウイルス対策の渡航制限が世界的に緩和される中、
パンデミック(世界的大流行)前に優位だった欧州諸国と逆転しましたネ。今では
ドイツは、韓国より下位になり3位、英国は6位。そして米国は7位となっています。
詳しくはこちらから → https://www.henleyglobal.com/passport-index/ranking
タイ国は79カ国で70位ですネ。ウクライナは144カ国で35位、一方ロシアのパスポートは
119カ国で50位、中国は80カ国で69位、インドは60カ国で87位、北朝鮮は40カ国で105位、
112位で最下位はアフガニスタンで、最も有用性が低く27カ国しかビザ無しで行けません。
日本のパスポートであれば、事前のビザ申請は不要で、世界中の国々へ自由に出入りできます。
訪問する大使館に行ってビザの申請をする必要は無く、パスポート一つで気楽に海外渡航が可能。
よく渡航する人は、その有難みを実感しているはずです。それが日本のパスポートの強みですネ。
パスポートとビザというのは、単に国と国を行き来できるというだけでなく、二カ国間の関係、
国と国との相対的な状態を表しているものでもあり、海外へ出ると大きな影響力を持ちます。
タイ国のような陸続きですと、越境したりする場合もありますので、パスポートは常に携帯する
必要があります。島国である日本では、海外旅行しない限り、家のどこかにホコリを被ったままかな。
日本のパスポートは「世界最強のパスポート」なんです。時々はパスポートを綺麗にしてあげましょ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます