若いタイ人女性がマッサージ屋さんで働くワケとは？

バンコクではＢＴＳと呼ばれるスカイトレインが、7年前から、地下鉄が一昨年から走っています。
ここでいつも見かける光景があります。

それは、タイの若者はお年寄りや小さい子供を抱えた人を見ると、ごく自然に席を譲ります。
それは見事なものです。日本にありがちなテレが、譲る方も、周りの人達の意識もまったくありません。

東京で若い人が優先席に座り、お年寄りがそばに居ても　知らん顔の日本の若者とは大違いです。

これって家庭で教えているというより、昔の日本と一緒で、タイではお年寄りが家族と同居しており、
親がお年寄りを敬う親の姿を見て、ごく自然に身についた親からの贈り物でしょう。

タイでは基本的に、強い者が弱い者を助けるという文化があり、特に女性は面倒見が素晴らしいですから、
席を譲る云々以外でも、お年寄りを大切にする、尊敬する、手助けする、という光景が随所に見られます。

タイではマーッサージ屋に働く若い子が多いのも、この辺に事情がありそうです。

日本は高齢化社会に向かい介護の人材を育てられず、四苦八苦している状況の中、
ＦＴＡに便乗利用してタイから介護人材に来て貰うことを考えるのも、
こうしたタイ人の自然に持っているホスピタリティーを知っているのでしょうね。


バンコク市内で、よく中高年の日本人男性が若いタイ人女性と連れ添って歩っていますが、
FTAの早取りでしょうかね。お羨ましいことです。

日本人の中高年（お年寄りに近い）が、このタイ国でハマるのもよ～く分かります。


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