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タイの洪水は ラオス・アヌ王のたたり?

2011年12月11日 | タイの番外編
  
 さて、晒しものにされて暗殺されたラオスの英雄 “アヌ王” にまつわる奇妙な噂、昨日からの続きです …
昨年の11月、ビエンチャン遷都450年を 記念して 建てられたアヌ王の銅像写真を 見て下さい。

アヌ王は 左手で刀を 持ち、右手 これはタイの方向を 指しているんだそうです。 

  
<ビエンチャンのメコン川沿いにあるアヌ王、左手に刀…>

 実は 昨年、この銅像が建てられてから ずっ~と タイに不吉な出来事が 起こるのではないかと、
ビエンチャンとタイ国内の国境の街であるノンカイで、噂されていたんだそうです!

それは、 “アヌ王がバンコクで暗殺されたことに 恨みを 抱き、復習するのではないか” と ・・・
タイ人も きっと ラオス人も、仏教的な所からくるのか 「云いつたえ」や 「噂話」 を 信じますからねぇ~

そして 案の定、今年 タイで大洪水が起きてしまいました。 嘘か本当か、タイ政府は
「この銅像の向きを 変えて欲しい」 と 外交ルートを 通じて交渉したしたとか、しないとか ・・・ 

 
 <アヌ王、右手はタイを 指している…>

が、ビエンチャンで 流れている噂に対して、今度は タイ人がタイの洪水を 鎮める為に、銅像の右腕を
切り落としに来るのではないか、という噂が たっているとの事です。 更に 当時 奴隷とされた

ラオス人に造られたセンセブ運河、洪水が激しさを 増していた頃 「ラオス人が掘ったセンセブ
運河だけは水が溢れない」 「いや 怨念で溢れる」 と 二つに意見が分かれたそうですヨ。 

 まぁ~ こんな噂話や話題となるにも、その背景には タイとラオスの悲しい歴史と
今 現在の両国の複雑な政治 経済の関係が左右しているのでしょうネ。 

 
 <王宮内の最も 権威あるエメラルド寺院、撮影は禁止です…>

古くは こんな歴史上の逸話は、余りにも有名です。

現在の王宮内に 王室寺院として建立されたワット・プラケオ寺院 (通称 エメラルド寺院) があります。
これは 1782年 (229年前)に、現チャックリー王朝のラマ1世がバンコク王宮を 興した際 建立しました。

その寺院に安置されているエメラルド仏像の本尊、実は 1400年代からチェンライ・チェンマイ・
ラオスのルアンパバーン・ビエンチャンと 王朝が移されるたびに、この仏像も運び込まれていました。

その後 再び タイのスコータイ・アユタヤ・トンブリ時代と続きましたが、当然のこと バンコク王朝の
始まりにあたって、王宮内のワット・プラケオ寺院に 仏像も運び込まれ、現在に至っています。 

 
 <エメラルド仏、66センチと小柄…>

ですから 今でも、ラオス人は このエメラルドの仏像は、ラオスのものだと信じているようですヨ ・・・

ラオスでもタイでも、仏教を 敬うところから来るんでしょうが、万物に宿る神を 強く信じたり、精霊
信仰など 見えない力やお化け・迷信を 信じますからねぇ~  これは 我々の想像を 超えますネ。

さて、今の所 アヌ王の右手が切られたり、向きが変わったりしていませんが、もし 来年 タイに何かが
起こったら、これは もう 「アヌ王のたたり」 でしょうから なんとかしなければいけません! 



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