14日の当ブログの声が届いたのか(笑)、昨日の「住友生命レディス東海クラシック」では、
渋野日向子プロ(22)が6アンダーの4位タイ。今季初のベスト10入りを果たしましたネ。
日本国内でなんとか一つ勝って、今年末の米国ツアーのQT戦に臨みたいところです。
優勝したのは渋野プロより二歳年下の西村優菜プロでした。ツアー自己最少の63で回り、
通算10アンダーでの逆転優勝は通算3勝目でした。3勝とも最終日に見事な逆転勝利して
おり、誰が名付けたか「サンデーバックナインの女王」と呼ばれるようになっています。
日本の女子ツアーは、次から次へと新しいトピックスが湧き出てきます。
下部ツアーのステップアップツアーでは「山陽新聞レディース」にて、19歳の岩井明愛
(あきえ)プロが通算8アンダーで初優勝。前戦の「カストロールレディース」では、双子の
妹・千怜(ちさと)プロも初優勝を飾っています。下部とは言え、これも凄いことですよネ。
<右が優勝した明愛プロと姉の千怜プロ>
レギュラーツアーも含め、国内では史上初の姉妹、しかも双子の二試合連続優勝です。
二人揃って、今年6月のプロテストに合格したばかりのピッカピカの一年生です。
幼少期から常に競い合ってきたそうですが、いつも身近にライバルが居るって素晴らしい!
小学校時の持久走大会でも六年間1位、2位を分け合ってきたといいますが、その「ライバル
関係」はプロになっても続いており、また お互いに戦略や反省点も話し合うようです。
<プロテストも揃って一発合格でした>
今大会でも明愛プロは、前戦で優勝した千怜プロから “とにかく強気でプレーした ことを
聞いて、それを見習って この連続優勝の快挙に繋げた” と優勝会見でコメントしています。
岩井姉妹の目標は、福嶋晃子&浩子、堀奈津佳&琴音プロの二組が達成しているレギュラー
ツアーでの姉妹優勝。そして将来は、海外メジャーを一緒に戦うことを目指しているとのこと。
この優勝で千怜プロと共に明愛プロも、2022年ツアー予選会(QT)の一次を免除されて、
最終QTからの出場となります。二人は着々と女子ゴルフ界の階段を一歩一歩上がっています。
女子ゴルフ界では「黄金世代」と呼ばれている世代が先頭に立っていましたが、そこへ一つ
年下の稲見萌寧プロが立ちはだかり、そしてレギュラーツアーで優勝した西村優菜プロや
古江彩香・西村優菜プロが負けまいと台頭。 今度は19歳の岩井姉妹らが出てききそうです。
また時折、上田桃子プロらベテラン勢も顔を出します。切磋琢磨の相乗効果が素晴らしいです!
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