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日本男子プロも今季は 若い選手が台頭して来た!

2021年12月21日 | 日本のゴルフツアー あれこれ

 今年最後となる男子ゴルフの世界ランキングが発表され、金谷拓実プロ(23)が50位以内に

入り、来年の「マスターズ」の出場権を獲得。これで「アジア太平洋アマチュア選手権」で

優勝した中島啓太クン(21)が、既に出場権を得ているので、松山プロと三人が出場します。

 

金谷拓実プロは19年以来二度目の出場となりますが、先大会では東北福祉大の学生アマ

チュアとして参加、予選を突破し58位で終了しました。 今季はプロとして優勝もし、

 

来季はどこまでやれるのか? そして中島啓太クンがローアマチュアを狙えるのか?

更には松山英樹プロは大会二連覇なるのか?  日本勢三人の活躍が、今から楽しみです。

 <金谷拓実プロと中島啓太プロ>

 

こうして23歳と21歳という日本の若武者二人が「マスターズ」に出場できる、というのは

初めてのことでしょう。少し前は石川遼・松山英樹コンビの同時出場を期待していましたが、

それに代わって金谷拓実・中島啓太コンビが出場します。 若い世代の挑戦も楽しみです。

 

近年、男子ゴルフも女子のように選手が低年齢化してきました。女子の台頭は 何といっても

2003年に宮里藍さんがアマチュアで「ミヤギテレビ杯ダンロップ」に優勝したのがきっかけ

でした。 そして、次々に若い選手が出てきて、女子ゴルフの人気が高くなって行きました。

 

男子も遅ればせながら、若い世代の活躍が目立って来ましたヨ。今季の賞金ランキングを

見ても25歳以下の選手が多くなって来て、ツアーの世代交代が進んでいることを感じます。

来季のシード権獲得条件の賞金ランキング65位までの二十代前半の選手を見てみると ・・・

 

2位 金谷拓実(23)・5位 星野陸也(25)・17位 石坂友宏(22)・19位 片岡尚之(23)・

23位 大岩龍一(23)・30位 古川雄大(24)・37位 小斉平優和(23)、50位 久常涼(19)・

53位 清水大成(22)の9人と、フレッシュな若者がたくさん出てきています。

 

 <19歳の久常涼プロ>

25歳以上の選手を数えたら、初シードを獲得した選手は16人おり、これはツアー制

施行後の1973年(27人)、85年(18人)に次ぐ三番目の多さだったといいます。

 

これだけ若い選手が台頭してきたのは、シードを持っていた外国人選手がコロナの影響で

試合に出ていないという事情もあるかも知れません。ですが、女子ツアーでいう「黄金世代」

「プラチナ世代」にあたる19歳~23歳くらいの男子プロが台頭してきた事は喜ばしいことです。  



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