タイ再開国とバンコク都、パタヤなどの開放は、1カ月で終了となってしまいました。
昨日 コロナ管理センター(CCSA)は、タイ国でのオミクロン株の出現による感染に
抑制と予防を強化するために、ワクチン接種完了済みであれば、隔離免除でタイへ
入国する事ができるプログラム「Test&Go」を一時停止すると発表しました ・・・
22日午前0時より来年1月4日まで検疫隔離なしでタイ入国を認める「タイランドパス」の
新規発行も停止されます。タイランドパスを取得済みの約9万人については、予定通り入国を
認めるとしています。ただし、数回のRT-PCR検査を受ける必要が出てきました。
タイ国では12月に入り、オミクロン株に感染している入国者が相次いでおり、不安と懸念が
強まっていました。一時停止は、CCSA(議長はプラユット首相)が、オミクロン株の流行の
きざしを受け行なった措置です。1月4日以降は 同株の情況を見ながら決めてゆくようです。
なお、プーケット島で入国し島内で隔離する「プーケットサンドボックス」制度は継続です。
タイは11月から、新型コロナの感染が落ち着いているとされる国・地域からの渡航者を対象に、
新型コロナワクチンの接種完了と搭乗前と入国時のPCR検査の陰性やタイランドパスの取得
などを条件に、検疫隔離なしの入国を認めてきました。が、オミクロン株の出現で台無しです。
タイへ入国を希望している人たちは、“再度 国を閉めるくらいなら、最初から開国しない方が
良かったのではないか” と思うでしょうネ。コロナ禍で新たにオミクロン株の出現という
有事の日々ですからネ、朝令暮改は仕方ないでしょう。日本でも然り、日々変化しています。
確か昨年も、年末になる同じ時期に第二波が訪れ、規制が厳しくなりました。せっかく
昨日のコロナの新規感染者数が2,476人(バンコク都559人)と減ってきているのに ・・・
そう言えば、観光客を期待して多額の国家予算を組んで開催されるカウントダウンの
イベント中止の声は聞こえてきません。観光客入国をストップさせたのですから、きっと
中止になるでしょうネ。年末年始を明るく迎えられず、暗いムードになってしまうかな。
日本でも入国時などに新型コロナウイルス陽性が判明した人のうち、オミクロン株感染者の
割合が増えています。12月初旬は1割以下でしたが、15日には6割に達したようです。
検疫をすり抜けたとみられる感染例も報告され始め、日本のオミクロン株も要注意です。
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