タイでゴルフ友達になりましょ。

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交通渋滞から生まれた 素晴らしいおみやげとは?

2014年04月03日 | タイのおもしろ小噺
  
 先月の28日金曜日の夕方、渋滞が酷かったですねぇ~ 月末の金曜日は最悪です!
バンコク市内の交通渋滞は すでに世界的に有名ですが、なぜに こうも酷いのか? 

まぁ~ 色々な説がありますが、タイは、東南アジアで唯一外国に占領されたことが無い国なので
昔のままの道路が引き継がれ、車社会になって適応し切れていないからだ、なんて事も言われます。

 

更に それが要因か、都市面積に占める道路面積の割合が低く、東京 (14%) や大阪 (16%) でも
道路面積は確保されているとは言えませんが、バンコクは8%と より低い数字となってもいます。

そして、車は増え続け、バンコクにはタイの人口 (約6679万人) の1割 (約650万人) が集中し、タイ
全土の6割の車が市内と近郊に集まっているから、考えてみれば 渋滞が起きない方が不思議かも。

よって、渋滞しそうな時間や場所によっては、トイレのことも考慮しておく必要があります。 変な話、
ゴルフの帰りなんか、ビールを けっこう 飲んでいるから、もしも と思うと ゾッとしますよネ。

 

 そう言えば、バンコク市内では 交通渋滞に巻き込まれた妊婦の出産介助を、警察官が行なうことは
珍しいことではないんですヨ。 渋滞が酷く何十分も 同じ場所から動けないこともしばしば起こります。

車内で出産を 迎えてしまうことがあり、交通警察官の何人かは、そのようなケースに遭遇したことを 考え
母子のケアの為に出産を 介助する訓練を 受けている、といいますから これもタイならでは ですネ。
「交通警察官は路上に配備され、緊急事態には 真っ先に駆けつけることができる」 としています ・・・

妊婦もギリギリまで病院へ行かないし、タイの救急システムが十分でないことも、大きな理由なのかな?
警察官による出産介助は、20年前に始まり プミポン国王の発案だと聞いて、ちょっと驚きました。

 
 <ワタシには考えられませんがねぇ~>

これまでに警察官が取り上げた赤ちゃんは、約200人にものぼり、年に1回 介助の為の講習会が
開かれており、120人以上の警察官が参加するとか。 年々 出産介助の講習会を 受ける警察官が
増えている、といいます。 「それより交通渋滞の対策を 考えろ!」 と突っ込みたくなりますよねぇ~

ベテランの警察官であるマーナさんという人は、これまでに なんと50人近くの赤ちゃんを 取り上げ
地元メディアにも、たびたび取材されているそうです。 マーナさん曰く 「緊急の際は、赤ちゃんの
呼吸を 確認し、可能な限りの空気を 吸っているかどうかを 見ることが大切」 と ・・・

 
  <講習会にはたくさんの警察官が参加すようです…>

その豊富な出産介助の経験を 買われ 病院で看護婦に指導するとか、しないとか ・・・
タイの人からすれば、笑うところではありませんが、つい笑っちゃいます。

 交通渋滞や救急システムの不備など、根本的に解決しなければならない問題はありますが、
それらが要因となって生まれた警察官の出産介助、素晴らしい置き土産となっています。  



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