先月の28日金曜日の夕方、渋滞が酷かったですねぇ~ 月末の金曜日は最悪です!
バンコク市内の交通渋滞は すでに世界的に有名ですが、なぜに こうも酷いのか?
まぁ~ 色々な説がありますが、タイは、東南アジアで唯一外国に占領されたことが無い国なので
昔のままの道路が引き継がれ、車社会になって適応し切れていないからだ、なんて事も言われます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/34/2c98d83f25f825b644338504bb568f5c.jpg)
更に それが要因か、都市面積に占める道路面積の割合が低く、東京 (14%) や大阪 (16%) でも
道路面積は確保されているとは言えませんが、バンコクは8%と より低い数字となってもいます。
そして、車は増え続け、バンコクにはタイの人口 (約6679万人) の1割 (約650万人) が集中し、タイ
全土の6割の車が市内と近郊に集まっているから、考えてみれば 渋滞が起きない方が不思議かも。
よって、渋滞しそうな時間や場所によっては、トイレのことも考慮しておく必要があります。 変な話、
ゴルフの帰りなんか、ビールを けっこう 飲んでいるから、もしも と思うと ゾッとしますよネ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/af/59c1e99d460cc017917c15ab3d4a2554.jpg)
そう言えば、バンコク市内では 交通渋滞に巻き込まれた妊婦の出産介助を、警察官が行なうことは
珍しいことではないんですヨ。 渋滞が酷く何十分も 同じ場所から動けないこともしばしば起こります。
車内で出産を 迎えてしまうことがあり、交通警察官の何人かは、そのようなケースに遭遇したことを 考え
母子のケアの為に出産を 介助する訓練を 受けている、といいますから これもタイならでは ですネ。
「交通警察官は路上に配備され、緊急事態には 真っ先に駆けつけることができる」 としています ・・・
妊婦もギリギリまで病院へ行かないし、タイの救急システムが十分でないことも、大きな理由なのかな?
警察官による出産介助は、20年前に始まり プミポン国王の発案だと聞いて、ちょっと驚きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/e1/2498187796a3775c5d9ef3d2424ac83e.jpg)
<ワタシには考えられませんがねぇ~>
これまでに警察官が取り上げた赤ちゃんは、約200人にものぼり、年に1回 介助の為の講習会が
開かれており、120人以上の警察官が参加するとか。 年々 出産介助の講習会を 受ける警察官が
増えている、といいます。 「それより交通渋滞の対策を 考えろ!」 と突っ込みたくなりますよねぇ~
ベテランの警察官であるマーナさんという人は、これまでに なんと50人近くの赤ちゃんを 取り上げ
地元メディアにも、たびたび取材されているそうです。 マーナさん曰く 「緊急の際は、赤ちゃんの
呼吸を 確認し、可能な限りの空気を 吸っているかどうかを 見ることが大切」 と ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/e2/563d239e6d1ceea2ce42174d95d0d67f.jpg)
<講習会にはたくさんの警察官が参加すようです…>
その豊富な出産介助の経験を 買われ 病院で看護婦に指導するとか、しないとか ・・・
タイの人からすれば、笑うところではありませんが、つい笑っちゃいます。
交通渋滞や救急システムの不備など、根本的に解決しなければならない問題はありますが、
それらが要因となって生まれた警察官の出産介助、素晴らしい置き土産となっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_love.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/6c/d4c04f94877f900f225857d6035663c4.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/45/147bd7fe8514722feaf338712996d253.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/9c/54a049cb1e4475ac8cf3d9aa14335814.gif)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます