タイの在留邦人数が増えている？

　ワタシは東京出身ですが、帰国すると最近　驚くことの一つに外国人の多いことですネ。

　街中だけでなく、コンビニに行っても食事しに行っても、いろんな国・地域の人々が働きもしています。
それはもう当たり前の光景となりました。経済連携協定の締結によって、インドネシア、フィリピン、タイ
からの看護師・介護士もさえ来日し始めています。受入れ側となる日本の病院側も、高い関心を持って
注目しているようです。病院での多国籍化、これもいずれ当たり前の時代になるのでしょうネ？

　タイはタイで、タイ人が　「最近　日本人のロングステイヤーも増えてきて、バンコク市内の病院では
日本人の患者で一杯だなぁ～　」　な～んて、言われているんでしょうかネ（笑）・・・　

　処で　日本の外務省から、08年10月時点の海外在留邦人数が発表されました。
世界で111万6,993人の邦人がいて、前年から2.9％増加したようです。タイは3.2％増の4万4,114人で、
米国（38.6万人）、中国（12.6万人）、オーストラリア（6.6万人）、英国（6.3万人）、ブラジル（6.06万人）、
カナダ（5.0万人）に次いで第7位です。　　　（3カ月以上の長期滞在者と永住者）

が、実質　8万人、いや10万人いるとも言われています・・・
観光ビザなどを利用しての長期滞在者や、日本とタイを行き来しているワタシらを含めると、10万人ぐらいに
なるんでしょうネ。　恐らく　他国では、このような滞在は許されませんモノね。こんな数字を含むと
タイは、実際　世界3位になっているのかも知れません。　（上述の数字は在留届があった数字です）

　他国で特に目立った点では、企業駐在員の引き揚げが進むシンガポール（9.2％減の2.4万人－11位）、
マレーシア（9.9％減の0.9万人－18位）の減少、逆に企業進出が多くなっているベトナム（25.4％増の
0.7万人－20位）が増えていることでしょうか。

　タイだって、昨年末から駐在員の人達が1万人ほど帰国したと聞いていますが、それ以上に
ロングステイヤーが増えているんでしょう？　　ロングステイの国として、タイはウナギ登りですからネ・・・
因みに、都市別（届出のある）を見てみると・・・　バンコクは、ロサンゼルス6万5千人、ニューヨーク5万人
上海4万8千人に次いで第4位　（3万21千人）です。

　さて　在留邦人・長期滞在者が増えれば、日本人が関わる援護件数（事件・事故）も比例してきます。

　援護件数が、最も多かった在外公館は16年連続で在タイ大使館の1,231件、次いで上海の1,165件、
ロサンゼルスの920件、フィリピンの853件と続きます。フィリピンなんて、1万7千人程しか居ないのに
援護件数が多いのは、それだけ治安も悪いと云う事でしょうネ・・・　きっと！

援護件数の内、犯罪被害として　窃盗・強盗・詐欺・睡眠薬強盗・いかさま賭博・ぼったくりバーなどの
被害が多いと報告されています。

　日本も治安が悪くなっていますから　「アジア人達の被害者が多くなった」　
なんて報告がされるんでしょうか？



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