バンコクへ大阪発のSQ便が無くなる！

最近　関西方面にお住まいのUさんから、お嘆きの一報が寄せられました。

それは、これまでずっとお世話になってきたシンガポール航空の関空ーバンコク間の直行便が、廃止になりそうで、
コスト的にも、利便性も良く、とても好きな航空会社だったんですが、本当なら非常に残念です、という内容のモノです。
今後、関空からのシンガポール航空便はシンガポール経由バンコク行きとなり、帰りもシンガポール経由となるそうで、
なんと乗り継ぎが5時間もかかるとの事・・・　これは大変で疲れます。利用できなくなりますネ。

ワタクシ、早速　日本でお世話になっている業界勤務の友人に問うてみました。

確かに15日から大阪発のバンコク経由シンガポール線は運休になるそうです。主な理由としては、バンコク、
シンガポールでのマーケットが小規模になっている。燃油の高騰に伴いオートメ化の促進、コンピーター化も進み
不採算路線整理の見直しをせざるを得ない・・・等々があげられるのでは、との返答でした。

確かにシンガポールへの日本人観光客は激減しているようですが、バンコクは毎年130万人前後の訪タイ数を誇り
関東方面より関西方面のビジネスマン、観光客も多いと思いますがねぇ～・・・　でもワタクシらはバンコクから
高見でモノを見てしまいますが、シンガポール航空はシンガポールからモノを判断するわけですから大分違ってきますよネ。

現在、大阪発のバンコクへの便は、JAL2便、TG3便（1便はマニラ経由）、SQ1便、CX2便（香港経由）の
トータル8便あるわけですが、近日中にSQ便が無くなって7便となってしまい、しかもCX（キャセイ航空）は
香港経由ですから、関空からバンコクへ直行便で来るにはJALとTGしか無いんですネ。今JALの客離れが
盛んと聞きますが、SQが運休になることはJALにとっては大喜びでしょう。

因みに、東京発のバンコクへの便は、JAL3便、NH2便（全日空）、TG3便、SQ1便、UA、NW（米国便）1便ずつ、
CX3便（香港経由）、CI便（チャイナ航空の台北経由）のトータル15便あります。
（昨年に東京発のビーマンバングラデッシュ航空、インド航空のバンコク経由便が無くなっています。）

こう較べてみると、関西方面からの訪タイ者数が多い現状を鑑みて、シンガポール航空の便が無くなることは、
確かに不便にはなりますネ。Uさんの“お嘆き”もよく理解できます。

ましてや、シンガポール航空と言えば、昨年で20回目を迎えた米旅行雑誌コンデナスト・トラベラーの
読者人気投票の国際線の航空会社部門ではシンガポール航空が一位になっているくらいに、サービスも
食事も良いことで定評がありますから尚更でしょう。

因みに日本航空は5位、タイ国際航空6位、全日本空輸10位だったようです。

非公式でしょうが、世界のNO1のシンガポール航空が大阪から直接飛ばなくなったことは、関西方面の方々、
寂しい限りですね。お察し致します。



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