タイで生活している我々には、タイの人たちの日本人に対する好意を ヒシヒシと感じます。
昨今の日タイ間の行き来の数を見ても、タイ人の親日的感情は半端じゃないように思います。
ですから タイで生活する日本人にも居心地が良いんでしょうねぇ~ ゴルフだ、タイ料理だ、
海だ、マッサージだ、観光だ、ナイトライフだ … と タイを 好きになる要素は沢山ありますが、
それらを 根底で支えているのが この対日 好感情なんだと思いますヨ。
<プミポン国王ご夫妻に謁見された皇太子殿下…>
来年で日タイ修好130周年になりますが、その長い歴史の中で 日タイの皇室同士でも、素晴らしい
友好関係を 築いてきました。 何年か前に日本の皇太子殿下がタイへ 公式訪問された時も、通常の
国賓以上の大歓迎を お受けになりましたが、これだけで タイの皇室の方々のお気持ちが伝わります。
日本の皇室と日本全体に対するタイ人の敬愛の情源になっているエピソードは、多く
残されていますが、その中でも 「日本の天皇陛下の魚」 は、余りにも有名ですよネ ・・・
<プラー・ニンは 今やタイ人に欠かせない魚に…>
1965年に天皇陛下は、プミポン国王陛下に約50匹のテラピア (ナイル種) を 寄贈しました。 これが
現在では、プラー・ニン (黒い魚の意味) と呼ばれ、タイで最も大衆的な淡水食用魚になっています。
タイの多くの人は、このプラー・ニンの根源を 知っており、今でも感謝の気持ちを 持っているようです。
タイの人々の日本と日本人に対する好意的な感情は、世界的に見ても最高レベルと言えるでしょうネ。
その代表例が、記憶に新しい東日本大震災後のタイからの支援でした。 早さと質量と共に近隣諸国を
大幅に上回るもので、特に タイから貸与された二基の発電機は、電力不足の危機から救われました。
<バンコクなど各都市で募金活動がアチコチで…>
その後 暫くは、一般国民・企業・マスコミが一体となって、募金活動や千羽鶴を おる光景などが続き
どれだけ 我々 日本人が感謝・感動・感激したか、図り知れませんでした。本当に嬉しかったですよネ。
こうしたタイの人々の対日 好感情の特徴は、他の同じ親日国とは ちょっと 違うような気がします。
世界で親日的な国々は いくつもありますが、国に対して親日的のような気がします。
タイの場合は、もっと 多くの日本人や日本企業に来て貰いたい、と言わせるほど 国対国や慣習・文化
などの諸感情と同時に、日本人そのものの優しさや気遣いに 親日感情の対象があるように思いますネ。
その象徴として こんな話を 聞きました。
先のタイ洪水の対策に 訪タイしていた日本チームが、日系企業に 務める人達に対し、工業団地の洪水
防禦策について説明していた所、ある人から 「工業団地だけ守っても、廻りの村や道路が冠水しては
工場で働く人が来られなくなってしまう」 と注文を つけたそうです。 このような気持が タイ人を
日本びいきにしていると 聞きます。 一見 当たり前のような発言に思いますけどネ。
<この根底に流れている日本人の気遣いと優しさが 邪魔になり、プロゴルフの世界でも
影響して 韓国人に勝てない原因でしょうかネ、関係ないか? ・・・ 余談でした!>
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