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タイと日本の交通事故死の問題点 それぞれ ・・・

2016年01月06日 | タイと日本の違い!
  
 相も変わらず、タイは年末年始での交通事故が多いですねぇ~ 

年末年始の12月29日~1月3日の6日間での交通事故件数は3,092件で、340人が死亡、3,216人が
ケガをしています。 この年末年始は軍事政権ゆえに、軍が呼びかけて警察と協力して飲酒運転など
厳しく取り締まったんですがねぇ~ 飲酒運転は減らず、昨年より事故死者は1割前後 増えています。

 

バンコク首都圏では暴走族による違法な路上レースがよく行なわれ、道路が通行できなくなったり、
近隣住民が騒音被害を受けるなど、社会問題となっていることもあって、12月22日~29日に暴走族の
集中取り締まりを行ない、違法な改造車や無免許運転などで1,693人を逮捕しています。

この年末年始は、酒気を帯びている運転手は酔いが醒めるまで拘束され、運転していた自動車やバイクは、
1月5日まで警察署に押収する処理もしました。 2日までに全国で3,000を超える自動車・バイクが
押収されているそうですから驚きです。 こんなに厳しく強化しても昨年より事故が多いんですから (泣)。

 
     <違反で押収されたオートバイ …>

事故原因はやはり飲酒運転が多いんですが、スピードの出し過ぎで大型バスやワゴン・バスによる事故も
多かったようですヨ。 中には大型バスが運転中に足元に落とした携帯電話を拾おうと、身をかがめ、
コントロールを失って横転したケースなど、ドライバーの不注意事故も結構 あったようですが・・・

自分で飲んで事故死するのは勝手ですが、飲酒運転の巻き添えで亡くなった人たちは堪りませんよネ。
飲酒運転事故は無くなるどころか増えています。 やはり、より厳しい罰則化が絶対に必要です!!

 ところで、日本の交通事故死者数にも新たな問題が出てきましたネ ・・・

 
 <高齢者が人を死亡させる事故も多くなりました …>

昨年の交通事故による死者は4,117人で、前年より4人増え、15年ぶりに増加に転じています。
事故数は11年連続で減っても6 5歳以上の高齢者の死者が増え、全体を押し上げているようです。

具体的には、昨年1年間の交通事故は前年比6.4%減の53万6,789件で、死傷者は66万9,243人でした。
死者4,117人の内、6 5歳以上の高齢者の死者は前年比 54人増の2,247人と、報道されています。

2,247人は全体の54.6%を占め、記録が残る1967年以降で最も割合が高く、歩行中に事故に巻き
込まれた高齢者が多いようです。 これも日本の高齢者問題の大きな表れなんでしょうねぇ~

 

飲酒運転による死亡事故は前年比24件(10.6%)減の203件で、1993年(1,480件)を ピークに減少
傾向で、2001年(1,191件)から15年連続で減っているそうです。 これは厳罰化を高めた成果かな。

警察庁は2011年に制定した交通安全基本計画で、15年までに年間の死者を3千人以下、
死傷者を70万人以下とする数値目標を立てており、これはクリアしています。 
 しかし日本では、高齢者の事故という新たな問題が出てきました ・・・  




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