タイのパタヤで執行されていた日本の振り込め詐欺の15人は、既報の通り 24日にも強制
送還され、逮捕さる流れとなりました。今日にも捜査員30人余りがタイへ派遣されるよう。
パタヤを拠点とした住宅で3月、日本人の男15人が不法就労の疑いでタイ警察に逮捕されて
いましたが、警視庁は20日、福井市の女性に対する詐欺の疑いで全員の逮捕状を取った模様。
発覚から2カ月余り、国外拠点の詐欺グループの立件は前例がなく、警視庁の捜査本部は
だいぶ苦戦したようです。 報道では、ある幹部は「綱渡りの捜査だ」と打ち明けています。
タイ警察が15人を不法就労容疑で逮捕した時に、初めて振り込め詐欺の疑いが発覚しました。が、
調書が不完全で詐欺容疑に必要な証拠が薄かった為、立件に向けての壁は高かったようですヨ。
警視庁は現場から押収したメモから、タイ警察が一軒家に踏み込む直前に福井市の50代の自営業の
女性と電話をしていたことを突き止め、15人が共謀関係にあるとみて逮捕状取得にこぎ着けました。
その立件させ逮捕状を取った容疑は、3月下旬ごろ、“有料サイトの利用料金で未払いがある” とする
そのメールをその女性に送り、メール記載の番号に電話してきた女性に未払い料金として30万円を請求。
福井市のコンビニエンスストアで電子マネーのギフトカードを購入させ、30万円分をだまし取った
疑いがある、として逮捕状を取ったとのことです。 「カードの番号を介して一定の金額を他人に
プレゼントする機能」を悪用したとみられています。 詐欺も段々と巧妙になってきていますネ。
同様の手口で日本各地の約200人から計2億円超を騙し取った可能性があるというから驚きです。
15人はいずれも住所不定で、職業不詳の22歳~54歳。警視庁はタイ警察から情報を得ながら、
他に指示役らがいるとみてグループの実態も調べるとしています。早い解決を望みたいですネ。
15人は詐欺の電話をかける「実動部隊」とみられ、「捨て駒」とも呼ばれるそうです。15人の内、
12人の本籍が九州・沖縄となっており、彼らのほとんどがヤミ金融などから借金があり、その
返済にセブ島やパタヤのリゾートでの「上手い儲け話」に乗ったのではないかと見られています。
今までの逮捕者では、末端の実行役として、タクシー運転手や大学生などといった一見、犯罪とは
無縁の者が関与するケースが相次いでいると聞きます。これらの逮捕者、詐欺では素人ですから
直ぐにグループの内情が分りそうですが、この実動部隊から上に繋がる流れが巧妙で、警察も
四苦八苦していると報道されています。捕まってから口にするのは「恐怖と後悔」だそうです。
容疑者らが、なぜタイにいたのか、彼らの面倒をみていた「なぞのタイ人女性」は誰で、どのような
関係なのか、また一軒家を手配した人物など分かっていないことが、まだ多いです。きっとグループの
指示役がいるんでしょうが、タイに住む日本人としても 早い全容解明をお願いしたいですネ。
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