男女問わず、若いタイ人プロの活躍が目覚ましいですネ。今度はジャズ・ジェーンワタナノンド選手
23歳が、先日の米国男子ゴルフツアー「全米プロ選手権」で、3日目には2位タイにつけていました。
強風が吹いた最終日こそスコアを落としましたが、松山英樹プロの上の14位タイで終了。
3日目終了時点では、ジャスティン・ジョンソン選手(米国)らと2位タイに並んで、一躍
<全米でのジャズ・ジェーンワタナノンド選手>
世界中の注目を集めることになりました。 彼もニコニコしながらてプレーする選手。
大会前の世界ランキングは72位で、同ランキング上位のカテゴリーで出場していました。
覚えています? 今年の1月に開催された日本ツアーとアジアンツアーの共催
試合「SMBC シンガポールオープン」の開幕戦で勝利したのはジャズ選手でした。
当ブログでも 1月26日 と 1月27日 に紹介しています。
<シンガポールで通算3勝目のジャズ選手>
この優勝で 約1,935万円を獲得し、早くも来季の日本ツアーとアジアンツアーのシード権も
確実なものに。 だからかな、今年は どこでも のびのびとプレーしている感じがします。
「全米プロ選手権」が行なわれたニューヨーク州の「ベスページ・ステートパーク・ブラックコース
(7459ヤード、パー70)」は、全米でも屈指とされる難コースです。メジャー2連覇に臨んだタイガー・
ウッズ選手も予選落ちでした。ジャズ選手、”練習ラウンドで80を叩くのでは” と思ったそうです。
しかし スタートしてみれば、70・68・67・77の「282」の2オーバー。 最終日の77が悔まれますネ。
<アマタフレンドシップでも代表に(右)>
しかし、14位タイの獲得賞金 約19万ドル(約2,100万円)をゲットし、世界に名が知られる
存在になりました。 それも納得かな、何度か書いていますが、15歳からの経験が違います。
1995年11月にバンコクで生まれ、15歳の時にプロに転向し アジアンツアーにもデビュー。
10年に同ツアー史上最年少予選通過(14歳71日)を果たして話題にもなりました。17年に
同ツアー初優勝を飾り 翌年には2勝を挙げ メジャー「全英オープン」出場も果たしています。
<ピート氏には松山プロも教えを乞うようです>
ヘンリック・ステンソン選手(スウェーデン)らを教える欧州の名コーチとして知られるピート・
コーウェン氏に師事してから、完成度の高いスイングを作り上げ、グンと力をつけたようです。
「全米プロ選手権」でも、173センチ・66キロとタイ人プロにしては小柄ながら、310ヤード前後の
平均飛距離でした。パーオン率も77.78をマークするなど、アイアン ショットも冴え、ショート
ゲームも素晴らしく、3日目のベストスコアである「67」を叩き出す原動力になったようです。
彼が敬愛しているのは石川遼プロですが、憧れは何といってもタイガー・ウッズ選手だそう。
同大会で見かけて、頭が真っ白になったといいます。“マスターズ優勝おめでとうございます”
すら言えなかったと嘆いていました。 次回は「自己紹介したい」と意気込んでいます。
今季のメジャー最終戦「全英オープン」も出場できます。日本での参戦を望んでいましたが、
今では米国ツアー参戦に目標に変えるかも。そう、この調子で進めば東京五輪も可能でしょう。
今年も欧米と日本で、タイ人若手プロの躍進が続いています。
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