細野勇策プロ、三日目に76と崩れ、結局は最後 優勝には絡められませんでした。
65 61 76 67 と最終日は67と挽回し、何とか15アンダーにして5位タイで終了です。
二日目、コースの大会記録 61の次の日は76と、その差は15打って、プロの世界では
信じがたい打数差ですが、これが20歳の経験不足と緊張感なんでしょうか? ・・・
<レフティ細野勇策プロの優勝に期待がかかったけど>
優勝って、そんなに甘いものでは無いことを私も痛感しました。「東建ホームカップ」は
石川遼プロも優勝争いに加わりましたが、4位から出た今平周吾プロが通算20アンダーの
逆転優勝で終わりました。 昨年5月の「ゴルフパートナー」以来の通算8勝目でした。
優勝が甘くないのは日本女子もそうでしたネ。「ヤマハレディースオープン」で三日目は
単独首位になった鶴岡果恋プロ(かれん 23歳)、最終日は 79と崩れ 13位に終わりました。
<鶴岡果恋プロ>
初優勝のチャンスだった鶴岡プロも70 69 67 79 と三日目と最終日では12打差でした。
バーディ無しの5ボギー、1ダブルボギーの79と大崩れしてしまい、通算3アンダーの
13位に沈み、“悔しいけど、これが今の私の実力でしょう” と肩を落としていました。
優勝したのはプロ16年目で飛ばし屋の異名を持つ穴井詩プロ(らら 35歳)でした。
通算9アンダーで ささきしょうこプロと並び、プレーオフ2ホール目で、穴井プロが
<穴井詩プロ>
バーディを奪って、2019年の「NEC軽井沢72」以来の通算4勝目を挙げました。
始まったばかりですが、今季の女子は、30歳以上からのベテランの活躍も目立ちます。
そうでした、鶴岡プロも昨年のQTランキングは65位で、今大会は主催者推薦で出場して
いました。もし逃げ切って初優勝していれば、前週の山内日菜子プロに次いで、推薦の
選手による二週連続優勝となり、JLPGA 史上でも 初の快挙になったんですがねぇ~
<山内日菜子プロ>
でも二週連続で推薦枠で出場した選手が大活躍したことは、何百人という女子プロの若い
選手に大きな励みと勇気を与えていることは間違いありません。細野勇策プロもそうです。
処で、シード権も無く QT順位が低くても、或いは アマチュア選手でも試合に出られる
「主催者推薦枠」の仕組みって、どのように 誰が 推薦を決めているんでしょうネ?
JLPGAのHPに2023年度の出場有資格の条件が掲載されていますが、10項目ほどのカテゴリーで
順に決まっていきます。1番目は「メルセデスランキング 50位までのシード選手」であり、QTで
上位に入るなど「リランキング選手」が10番目になり、ここまでが「協会選考選手」と呼ばれます。
最後が推薦枠選手で、出場する協会選考選手の2割と上限が決まっています。 明日に続きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます