タイの学生、前途有望だ！

　　
　小中学生を 対象とするロボットの国際競技会 「ファースト・レゴ・リーグ」 の欧州大会 （２日～５日） で
タイのヨーティンブーラナ校チームが、総合３位と大健闘した、なんてニュースが流れていましたネ。

ファースト・レゴ・リーグ 「FIRST LEGO League」 とは、子供達に科学やエンジニアリング、テクノロジーと
いった分野への興味、関心を 喚起させることを 目的に、米国NPO法人ファーストとレゴ社の連携により

始められ、 ９歳～15歳の子供達の為の国際的な教育プログラムだそうです。　今年はオランダで開催され
１位はドイツ、２位はオランダ、大会には日本も含めて 55カ国の67チーム、約千人が参加したとか…

　
　　　　　＜子供達の世界的な教育プログラムです…＞
　
タイの小学・中学・高校生って、優秀な子が 随分と出てきて、このような国際大会で素晴らしい成績を
結構　上げているんですヨ！　日本の小学・中学・高校生なんかより、ずっと　上の実力を 発揮します。

昨年は 世界の高校生が化学の知識を 競う 「第42回 国際化学オリンピック」 が、７月19日～28日に
東京で開催され、68カ国・267人が参加しましたが、タイ代表は男性３人、女性１人で、金メダル３個、
銀メダル１個を 獲得しています。　日本代表は金メダル２個、銀メダル２個でした…

また　世界の高校生が地学の知識を 競う 「国際地学オリンピック」 が９月19日～28日、インドネシアの
ジョクジャカルタで開催され、タイから参加した４人は銀メダル３個、銅メダル１個を 獲得しています。

　
　　　＜昨年の学生・情報技術コンテストでは優勝も…＞　

地学オリンピックは地質・固体地球科学・気象・海洋科学、天文・惑星科学の３部門で筆記と実技試験が
行なわれますが、米国、ロシア、インドなど17カ国・地域の63人が参加し、日本チームは金１個、銀３個…
どうやらタイの小学・中学・高校生たちは、化学・地学など、難しい特異な分野がお得意のようですネ。

　今年の初めかな、スイスに本社を 置く人材派遣アデコが、タイの７歳～14歳を 対象に行ったアンケート
調査で　「大人になったら何になりたいか？」　という質問に、30％が 「医師」 と 回答したそうです。
２位はエンジニア、３位パイロット、４位ビジネスマン、５位は歯科医とシェフだったとか・・・

　
　　＜そう云えば、最近は学生のクイズ番組も多いなぁ～＞

また　「大金を 稼ぐのと家族と時間を 過ごすのとどちらが大事？」　という質問には、96％が 「家族との
時間」 と回答。　「もしあなたがタイの首相だったら、最初にする３つのことは？」 という質問には、

「教育システムの改善」 「ゾウを 森に帰す」 「ホームレスの人を 助ける」 「トイレを きれいにする」
「植林する」 などが挙がったそうですヨ。　タイの子供達、よく　大人を観察しているような気がします…

　今の日本の子供達に、同じように 「もしあなたが日本の首相だったら…」　と、質問したら
　どんな答えが返ってくるんでしょうねぇ～　　


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