タイでは 2010年代に入った頃からかな、ワインブームと言われて久しいですよネ。
バンコク市内でも 実に ワイン専門店をよく見かけるようになりました。レストランやバーで
ワイン販売店を併設しているお店も多くなっています。 タイの人が通常、飲むお酒といえば
ビールかウイスキーのコーラ割り? ワインは あまり飲まれるアルコールではありませんでした。
<ワインを飲む会も多くなったかな>
でも、ここ最近は、若いタイ人を中心にワインが好んで飲まれるようになっています。
10年以上前、ワインを飲んでいるタイ人はほとんど見かけませんでした。タイはお酒の
世界でも時代が変わりました。 しかもタイ産のワインが 急激に飲まれるようになっています。
でも それには、地道に行なってきたワインに携わる先人たちの素晴らしい布石がありました。
タイ産ワインは1996年に世界デビューを果たし、注目を 浴びるきっかけは、2003年のAPEC
バンコク首脳会合の晩餐会で、タイ・カオヤイ産ワインが提供され、スパイシーな料理にマッチする
美味しさが話題になり、ここから火が付いたようですヨ。04年にはロサンゼルスで開催された
コンペティションで「モンスーンバレー」が銅賞を受賞しています。そしてソムリエも育ちました。
それを 象徴するように、13年に東京で国際ソムリエ協会主催の「第14 回世界最優秀 ソムリエ
コンクール」 に、タイのベスト・ソムリエ に選ばれた(12年)、チャロン氏(当時アナンタラ
プーケット ヴィラ勤務)が、タイ人として初めて出場しています(女性6名を含む53名が参加)。
<第14 回世界最優秀 ソムリエコンクール…>
この流れに乗ってワインの人気も徐々に広がり、欧米スタイルのおしゃれなレストランや
ワインバーが増えていき、ブームに輪をかけ切磋琢磨し、相乗効果を発揮してきました。
日本ではタイ産ワインは、余り知られていません。 飲んだことがある人も少ないでしょう。
ですが、侮るべからずです。タイ産ワインは、いまや世界中の品評会で賞を受賞するほどの
レベルになったようです。私も 時折 飲みますが とても口当たりが良く美味しいワインです。
世界的に評価を受けているタイのワイナリーの存在もとても大きいでしょうネ。前述の銅賞を
獲得した「モンスーンバレー(Monsoon Vally)」は、タイ王室の保養地として有名なホアヒンに
あるワイナリーの名称にもなりました。バンコクから西へ車で約3時間のビーチリゾートです。
<ホアヒンにあるワイナリー、タイらしいなぁ~>
ここは、東南アジア最大規模を誇る、広大で美しいブドウ園を有するワイナリーで、今では
ここのワインは世界中に輸出され、都市の高級ホテル・レストランでも多く扱われています。
モンスーンバレーは、観光客も見学することができ、象の背中に揺られながらブドウ畑を
散策でき、同時にワインを堪能できるワイナリーは、世界でタイだけかも知れませんヨ。
ワインの話、まだ続きますが長くなりますので明日に続きます ・・・
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