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石川遼選手会長、1年間 本当に ご苦労様でした!

2018年12月03日 | 日本のゴルフツアー あれこれ
 
 「日本シリーズJTカップ」個人的には、石川遼選手会長に勝ってほしかったですねぇ~

日本シリーズでは初めての最多3人による18番パー3のプレーオフは、29歳の小平智プロ、27歳の
石川遼プロ、26歳の黄重坤プロと全員が20代でした。今季を象徴する若手プロの勝負でしたよネ。

 

同大会のこの日も15位までに20代が13人を占めましたし、また初優勝を飾った若手が今季ほど
輩出した年はありません。8人中6人が20代です。賞金ランクも若返り、トップ10には5人の
20代が入りました。 賞金王は石川遼プロより若い25歳の今平周吾プロでした。勿論 初受賞。

 

男子の日本ツアーは、一気に若者の時代へ方向転換したような気がします。それも石川遼
選手会長就任の影響が大きいのではないのかな。6年ぶりに日本ツアーへ本格参戦した遼プロ、

2日間の地方オープンで2勝しましたが、その後が続かず、最年少選手会長としては未勝利で、
シーズンを終わってみれば、5度のトップ10に入りましたが、賞金ランクは22位でした。

日本ゴルフツアー機構(JGTO)は今季、米国ツアーのシード権を失って国内に復帰した27歳の
遼プロを青木功 JGTO会長に次ぐ副会長と選手会長に据えて、ツアー人気を取り戻そうとしました。

 

“米国ツアーでは勝てなかったけど、国内ならきっと勝ってくれるに違いない。そうすれば
ギャラリーも昔のように戻ってきて、テレビ視聴率も上がる” と 皆 思っていました。国内の
開幕戦で優勝争いをして2位になった時は「さすがだ、やっぱり石川遼だ」と言われたものです。

でも1年間を振り返れば、彼の名前だけではギャラリーを呼び戻すことはできませんでした。 
ですが 今季 多くの若手の台頭は、石川遼選手会長の「陰の努力」が実を結んだと思います。

 

昨年、宮里優作プロは選手会長の職務をこなしながら4勝して賞金王になりました。彼が
遼プロに選手会長就任を依頼した時「試合には影響がないので大丈夫」と口説いたとか。

人の良い石川遼プロです、それを信じたのかどうかは分りませんが、今季は27歳という史上
最年少でプロゴルファーの選手会長を務め、青木功会長(77)率いる日本ゴルフツアー機構
(JGTO)では副会長も務めました。 大丈夫かなぁ~ と、ファンは多いに心配しました。

女子ツアーの人気に押され気味の男子ツアーの救世主として、最後の切り札?としてゴルフ界
以外の各方面からも大きな期待を寄せるのは分かりますが、ちょっと可哀想な気がしまたよネ。

 

選手会長は、今まで副会長の経験もあり「ファンを呼び込む」こと一点に集中すれば良い
でしょうが、さらに JGTO副会長の任務。この方が重責で大きな負担になったでしょう。
“米国から帰って来たばかりで、そんな役についている場合か” と誰もがそう思いました。

今季は多くのギャラリーと視聴率は、期待したほど上がりませんでしたが、この若手の
台頭は、人気にも必ず来年に繋がると思います。石川遼プロも 今季より活躍するでしょう。
 石川遼選手会長に “1年間 本当にご苦労様でした” と言ってあげたいですねぇ~   



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