一から出直しです！

　　
　昨日　日本へ帰って来ました…　今回のタイ滞在はここ4、5年で一番長かったですね。

なんだ、かんだ、と用事ができ、これが済んでから　あれが済んでからと、ついつい延びて、今回の滞在は
約半年でした。　早いもんで、もう一年の半分が過ぎようとしています。　どうも　タイに居ますと
一年中ほぼ同じ気候ですから　あまり季節感を感じませんので、実に日が経つのが速く感じます。　

　　　　　
＜どうして、日が経つのが速いのかなぁ～＞

日本に居るより二倍の速さ、というのが実感です。　加齢されれば、されるほど、日が経つのが速く
感じるのは　「新しい体験が少なくなるからだ」　と言われますので、タイに居ても　何事も興味を持って
若い人の真似事をしたり、行ったことのない場所を覗いたりと、色々と動いているつもりなんですがね…

　処で、帰国時のスワンナプーム国際空港、いつものような人の多さは無く　機内もガラガラでしたねぇ～　

ここ数カ月のデモ隊騒動で、タイに入って来る人が少ないワケですから、出ていく人もいない筈ですが…
空港を管理するタイ空港社　（AOT）　が、全国の主要６空港　（他にドンムアン旧国際・プーケット・

　
　＜スワンナプーム国際空港の免税店、人がいませんでした＞

チェンマイ・ハジャイ・チェンライ）　における今年1月～3月の実績集計では、過去最多の利用者数と
航空貨物量を達した、なんてニュースも流れたことがありましたがねぇ～

これを AOT では、世界的な景気回復と、タイ国内の政情が安定したことによるものと分析していた
ばかりでしたのに・・・　今や　またもや振り出しに戻ってしまいました。（悲）

　
　　　＜今度はベスト５を目指していたのに…＞

　4月には、航空業界専門の調査会社スカイトラックス　（英国）　が、空港利用者数980万人の評価をもとに
決める空港ランキングの順位でも、スワンナプーム国際空港が、2010年の空港ランキングで、昨年の
16位から念願の10位に入ったばかりなのに・・・　人が来てくれなければベスト10位も何もありません！

　今や　アジアのハブ空港と云ったら、日本の成田/羽田空港を差し置いて　韓国の仁川国際空港ですが、
この2月にAOTは、その仁川国際空港公社と相互の情報交換と運営モデルを共有する内容の業務協力
協定を結んだばかりでもあります。　AOTは仁川空港から　「ハブ空港になる為のノウハウ」　を、仁川

　
　　　＜仁川国際空港は、今やアジアのパブ空港に・・・＞

国際空港公社はスワンナプーム空港の二期整備事業に参入したこともあり、「今後タイやアジアに
進出する橋頭堡　（きょうとうほ）　を確保する為」　にと、双方の思惑が一致して協定が結ばれた
ばかりでした・・・　ばかり、ばかり、と　繰り返されるほど、あの騒乱が残念無念の思いです。（悲）

　話しは変わって、この　「スワンナプーム」　という名は　“黄金の土地”　を意味し、プミポン国王が
採択された、と聞きます。　バンコクから東に約25km離れたこのエリアは　「ノーン・グーハオ・・・
コブラの棲む沼地」　と通称されていた一帯だったとの事ですヨ。　ノーンは池や沼、グーハオは

　
＜確かに　エアポートリンクから見ると、近辺は沼地ばかり・・・＞

コブラという意味だそうで、空港が建設される前は土地が柔らかく、草がたくさん生い茂り、コブラも
たくさんいて、人も住めないようなエリアだったと・・・　今でも一部のタイ人の間では同空港を　
「ノーン・グーハオ」　と呼ぶとも言われています。　

　コブラが棲むんで、スワンナプーム国際空港のお客が少なくなったのではありませんヨ！
　あぁ～　タクシン元首相がコブラに見えてきた！　　


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