既報されている通り、一昨日の CCSA(コロナ管理センター)会議にて、タイ到着前の
72時間以内のPCR検査によるコロナ陰性証明が、4月1日から不要となる事が決まりました。
ただし、タイ到着時にはPCR検査を受ける必要があり、5日目に抗原検査(ATK)を受ける
義務があります。 旅行保険の補償額は1万ドルになるという話もあったようですが、
据え置きで、2万ドル(約239万円)のままでした。7月からは、そうなるやも知れません。
旅行前にタイランドパス(Thailand Pass)の申請登録が必要な点はこれまで通りです。
また「非常事態宣言令」は、5月31日までと17回目の延長となりました。 日本も
そうですが、これだけ延長していると、誰も気に留めなくなっているでしょうネ。でも
タイへ入国できるハードルが、また一歩下がりました。着々と自由な行き来が進んでいます。
ただ、バーやパブなどのナイト店は、引き続き閉鎖となっています。これらの
ナイト店がレストランとして認可されれば、午後11時まで営業が可能ですけど。
そう言えば、4月13日~17日のソンクラーン祭り(水かけ祭り)も行なわれることに
なりました。年長者の手に水をかけ敬意を払う、仏像に水を注ぐなどの伝統的な儀式は
OKですが、路上での水のかけ合い、パウダーのかけ合い、踊りながら泡まみれになる
バブルパーティーや、イベント会場・集会でのアルコール販売と飲酒は禁止されました。
タイ国もこの時期、帰省する人で溢れますが、旅行前は出発の72時間前にATK検査を
行ない、陰性であることを確認する必要があります。バスなど公共機関を理由する場合、
マスクの着用は義務付けられ、車内でのアルコールはもちろん、飲食も不可です。
政府は帰省する人には、感染拡大を防ぐために、完全なワクチン接種を済ますように
呼びかけています。18日まで一回目のワクチン接種を終えた割合は、人口の78.8%、
二回目は 72%、三回目が 31.9%です。 (日本の三回目終了は 17日現在 33.5%)
ワクチン接種を呼びかけるのは当然ですネ。昨今の新規感染者数が微妙に増え、死亡者も
多いですから。 昨日は、新たに25,804人が確認され、地域別でもバンコク都 3,335人、
チョンブリ県 1,420人と 減りません。全国で死亡者が87人と、100人に近づいて来ました。
7月から実施される予定の完全な再開国までには、減少してくれていると良いんですけどネ。
個人で、検査所探しての対応なのですか?
ただし、サミテイベート病院、バムルンラード病院など高級私立病院の場合、総額4000B~5000Bとお高いのがネックです。費用が会社負担になる駐在員&家族向きになりますね。
バンコク市内で、自己負担の方は、1500Bで発行してもらえる下記の2つのクリニック(PCRセンター)がベターでしょう。
ただし、1500Bの場合は、陰性証明書が24時間以内に、Eメールで送信されてくるので、ご自分で、ホテルのフロント等に頼んで印刷してもらう必要があります。
アクセスが便利なサミテイベート病院の北隣のクリニックがベターでしょう。
★サミテイベート病院の北側すぐ
https://www.youtube.com/watch?v=nLTFdZrKiRY
★ラマ4世通り
https://www.youtube.com/watch?v=uZe7H1Wg14c&t=37s
パタヤに在住、宿泊の方は、ノースパタヤの北側にあるナクルア保健所が格安です。900Bです。
バンコクパタヤ病院は3800Bですから1/4です。アクセスも簡単ですし、陰性証明書はメールではなく、翌日に紙で貰えます。
★パタヤ ナクルア保健所
https://www.youtube.com/watch?v=FcZucDuEhzo
日本政府は、ゼロコロナに執着する国民に迎合することなく、早急に入国制限を緩和し、帰国前のPCR検査・陰性証明書の廃止を決断してもらいたい。
これからも宜しくお願いします。