昨日の男子・女子・シニアによる対抗戦「日立3ツアーズ選手権」は、和気藹で
楽しかったですネ。最後の試合も渋野日向子プロが話題の中心で終わったようです。
渋野プロが初出場した女子チームが、4年ぶり5度目の優勝だなんて、これもめぐり合わせが
出来すぎです。それにしても、しぶこフィーバーの影響か、鈴木愛プロの笑顔が多くなりました。
渋野プロが海外メジャーを勝った頃から 急に鈴木愛プロのスマイルが目立つようになった気が
します。鈴木愛プロだけでなく、女子プロゴルファー全体に そんな傾向が見られるように感じ
ます。しかめっ面で有名な数人の女子プロも笑顔を意識しているようですからネ。ゴルフ界だけ
でなく、多くの女子がいろいろな場面で 笑顔の大切さを実感した年になったように思います。
<ピア・ニールソン、リン・マリオット氏とジュタヌガーン姉妹>
笑顔の大切さといえば、米国のゴルフ界で「ビジョン 54」の教えで知られるピア・ニールソン氏と
リン・マリオット氏、二人のメンタル面の指導を思い浮かべます。54とは、ゴルフの18ホールを
全てバーディーとしたときのスコア。 実際には不可能ですが、限界を自ら作らずに、挑戦し
続けるための目標として、二人で考案し二人のゴルフ哲学として、プロたちに指導しています。
古くは5年連続賞金女王を達成したアニカ・ソレンスタムさん、そして宮里藍さんも師事して
いたことでも有名です。メンタル面の教えでは「1打 1打を大切にしてゴルフを楽しむこと」
それには笑顔の大切さも強調しています。 最近ではタイのアリヤ・ジュタヌガーン選手の
開花に大きな影響を与えました。私もアリヤ選手の取材で「ビジョン 54」の二人を知りました。
アリヤ選手は2016年、賞金女王、プレーヤー・オブ・ザ・イヤーなど賞を総なめして世界1位に
上り詰めましたが、その大躍進は「ビジョン 54」の存在なくしては語れないと言われました。
“目の前の1打に集中して、とにかくゴルフをエンジョイすること。重要なことは、自分に
期待をしないこと。そして笑顔を意識すると余裕が生まれる”、これを実践し続けたそうです。
プレッシャーのかかる試合でも「笑顔でゴルフを楽しむこと」がキーポイントになるんでしょうネ。勿論、
笑顔を振りまいていれば勝てるものではないし、その裏には血のにじむような努力もあったでしょう。
渋野日向子プロは全英から帰って来てからも、日が暮れるまでする練習量は変わらないといいます。
ですが、彼女の「スマイルシンデレラ」は、ゴルフ界を明るくし、日本の女子プロゴルファーに
「笑顔が大切」という大きな意識をもたらした、と言っても過言ではないように思います。
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