昨日 9月10日は、「世界自殺予防デー」 (世界自殺防止の日) でしたネ。
世界保健機関と国際自殺防止協会が、2003年にスウェーデンのストックホルムで開催された世界
自殺防止会議で、会議初日の9月10日を 「第一回世界自殺防止の日」 として制定したとか・・・
自殺に対する注意・関心を喚起し、自殺防止の為の行動を促進するのが目的だそうです。
日本の自殺率 (人口10万人当たりの自殺者数) は、欧米各国の二倍、三倍で国際的に見ても非常に
高い水準ですから、日本はこの10日から一週間の 「自殺予防週間」、各地の自治体でイベントを
行なったり、電話相談窓口を増やして強化しています。 日本いのちの電話連盟や日本産業カウンセラー
協会といった民間団体も この期間に電話相談窓口を多く設けているようです・・・
2009年の自殺者数は2年ぶりの増加で、前年比596人増の3万2,845人(男性→641人増の2万3,472人
女性→45人減の9,373人) となり、これで1998年以来12年連続で年間3万人を超えています。
タイはと云うと、保健省の発表では、2009年の国内の自殺者は3,634人 (男性2,807人、女性827人)で
08年の3,792人から減少しているようです。 3,634人は、日本の20代の自殺者数が3,470人ですから、
日本の20代とほぼ同じです。 こうして比較してみると、日本の数は、改めて凄い数字ですねぇ~
ここで世界保健機関(WHO)の統計から、世界の主な国々の自殺率を見てみますと…
以下は、自殺率の上位10カ国です。 (09年段階で最も新しい各国のデータ)
1 ベラルーシ 35.1 6 日本 24.4
2 リトアニア 30.4 7 ガイアナ 22.9
3 ロシア 30.1 8 ウクライナ 22.6
4 カザフスタン 26.9 9 韓国 21.9
5 ハンガリー 26.0 10 スリランカ 21.6
タイは58位の7.8ですが、主な国々ではフランス19位→17.0、香港24位→15.2、中国26位→13.9、
米国43位→11.0、インド47位→10.5、シンガポール50位→10.3、英国67位→6.4、ブラジル74位→4.6
フィリピン87位→2.1… 等々。 旧ソ連国内の混乱が続く体制移行国に次いで高い 日本の自殺率は
相変わらず先進国ではトップで、やはり異常な数値であると言わざるを得ないでしょうネ。
しかし 2009年度、韓国がベストテンに入ってきたのには、多少驚きました・・・
日本の自殺はストレス社会から来るものでしょうが、タイの場合は、比較的要因がハッキリしており、
殆んどがHIV感染者、アルコール依存症患者、ガン患者で、ストレスで自殺する人は少ないようです。
あと男女関係のもつれから、衝動的に銃での無理心中も多くあり、銃社会である米国と同じ傾向にも・・・
9月10日を迎えると 日本の自殺数、なんとか減らしたいと いつも思います!
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