今年の年初から6月末までのデング熱の患者数が、報告されました。 時折 当ブログでも注意を
喚起しますが、年々 患者数が増えており、近年は なかなか どうして 侮れないようですヨ ・・・
タイ保健省によると、年初から6月30日までに タイ国内で報告があったデング熱、重症型のデング
出血熱とデングショック症候群の患者数は、計5万9,318人で、68人が死亡しています。
患者数は昨年同期の3倍強、死者数は6倍。また、6月に入って患者数は2万人、死者数は20人
以上 増えているといいます。 バンコクでも4,507人が感染し、1人が死亡していますネ。
感染率が最も高いのは南部のプーケット県で、人口10万人当たり352人。 次いでクラビ県332人、
ソンクラー県299人、東北部ルーイ県256人、北部チェンライ県242人で、全国平均は93人とか。
デング熱は、デングウイルスを 保有する蚊に刺されることで感染します。 3日~15日の潜伏期を 経て、
38度~40度の発熱、頭痛、関節痛などが起きますが、今のところ予防接種、特効薬は ありません。
患者数が 昨年同期の3倍強とは、聞き捨てなりませんねぇ~ 今年に入り患者が急増しているならば
十分な注意が必要ですヨ。 ホテルやサービス アパートメントに住んでいると、蚊などに刺されると
いうことは 余り ないでしょうが、ゴルフ場で池の多い所は注意しなければいけませんヨ。
刺されても、ほとんどの場合、回復するんですが、中には重症化して死亡することもありますからネ。
現在のところ、ワクチンや特効薬はなく、蚊の繁殖を 防ぎ、蚊に刺されないように注意することが、
唯一の予防法です。 シマ蚊は 夜明け少し前から日暮れまでの昼間に活動する、というから厄介です。
タイには、金鳥 (社名・大日本除虫菊) が、出資するコックセック・ケミカル・インダストリーと
いう会社が 東南アジアで広く発生するデング熱対策として、デングウイルスを 持つネッタイシマ蚊、
ヒトスジシマ蚊に対し、有効な蚊取り線香を 開発しているはずなんですがネ。 なんでもヒトなど
哺乳類には危害のないピレスロイド系薬剤プラレトリンを 新たに配合し、従来の薬剤が効かなくなった
抵抗性のあるシマ蚊にも、高い効果を 持つといいますが、その後 どうしたでしょう?
コックセックは、1973年に設立された金鳥 (出資比率49%) とタイ現地企業の合弁会社ですネ。
蚊取り線香 (通常、ハーブの香り付き、シマ蚊用)、エアゾール (ハエ・蚊用水性、ゴキブリ用水性、
マルチタイプ、アリ用) を すべて国内向けに生産しています。
タイでは日本に比べて依然、蚊取り線香の使用頻度は 結構 高く、一昔前の日本と同じですネ。
デング熱が はやり出したら、こういう会社も忙しくなってきます。
我々も注意しましょう。 O型の方は 特に気を つけないと ・・・
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