今日第三日曜日にあたる6月18日は「父の日」ですネ。母の日(5月の第二土曜日)に
比べると、何となく印象が薄いので忘れがちになってしまう、と言われる父の日。でも
お父さんに日ごろの感謝を伝える大切な日であることに変わりはありません。
「父の日」の発祥の地は「母の日」と同じく米国ですが、日本に「父の日」が導入され
始めたのは1950年代頃と聞きます。が、まだまだ認知度が低く、現在のように一般的な
行事として広まったのは1980年代に入ってからだと言われています ・・・
その「父の日」をゴルフファンにとって、今年ほど思い知らされる「父の日」はないでしょう。
それは「ニチレイレディス」の最終日の今日、ツアー史上初めて岩井ツインズが揃って最終日
最終組を廻るからです。ゴルフ界の各メディアは、こぞって “「父の日」に双子の岩井姉妹に
よって、ツアー史上初となる姉妹の最終日最終組が実現する” と報じていますからねぇ~
今季の女子ゴルフ界を賑わす岩井姉妹ですが、また新たな歴史を作っています。こんなこと
信じられます? 第二日目、58位で出た姉の岩井明愛プロは、10バーディ、ボギーなしの
「62」で廻り、大会コースレコードを1打更新という離れ技を演じ、通算10アンダーで2位に
<明愛プロ>
浮上。7位で出た妹・岩井千怜プロは、5バーディ、1ボギーの「68」で通算8アンダーの
3位につけ、ツアー史上初となる組合せが実現しました。 これもマンガストーリーですネ。
二人の夢を実現させようと、お姉さんは とんでもないスコアをたたき出しました。
すでに「三井松島レディス」でツアー史上初となる双子姉妹でのプレーオフ対決は実現して
いますが、二人の一つの夢は「最終日最終組を姉妹で優勝争いをすること」でしたからネ。
千怜プロは5月14日の「母の日」に「三井松島レディス」で優勝しています。その折、
当ブログで、“岩井姉妹の父である雄士さん(50歳)が 今 世界で一番幸せなお父さんだ” と
触れましたが、「父の日」に姉妹で優勝を目指す、なんて宇宙一の幸せなお父さんです。
プロテストに同時に合格した翌年には、下部のステップアップ ツアーでは姉妹で二週連続
優勝を遂げています。姉の岩井明愛プロが勝利すれば、レギュラーツアーでも二週連続優勝と
なります。そうなったらゴルフ界の一大事ですネ。でも そんなには甘くは無いでしょう ・・・
トップにいるのは通算14アンダーの山下美夢有プロですからネ。『山下 VS 岩井姉妹』という
構図は、もはや当たり前の感さえあります。「母の日」の「三井松島レディース」でも、同じ
組み合わせだったプレーオフでは、苦杯を喫しましたので「父の日」には、その仇討をしたいところ。
今 世界で一番 安定している山下プロも静かにしていないでしょう。 さて どうなるでしょう?
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