日本でタイの情報収集を！

　　
　UDDデモ隊が終結してから一夜が明けたバンコクでしたが、デモ隊が占拠していたエリア内では、まだ　
建物内に過激派　（治安当局はテロリストと呼んでいる）　が潜んでいる可能性がある為、日本大使館も
占拠が続いたラートプラソン交差点などには近づかないよう、引き続き警告を促しています。

　
　　　＜大きなビル火災に…　朝日新聞から＞

過激派の放火が続いていると判断し、政府は安全を期して　昨日発令した　「夜間外出禁止令」　を23日の
朝まで3日間延長すると発表…　対象は同じく　バンコク全域を含む全国24都県で、外出禁止の時間は
短縮され、午後８時～翌朝６時から　午後９時～翌朝５時となりました。　延長、理解できますネ…

　しかし　伊勢丹と横並びのセントラル・ワールドのデパートが焼け落ちてしまった姿には、誰もが
ショックを隠せません、デモ隊の過激派による破壊行為だけに尚更です。　その他　占拠地域外で放火の
対象となったのは、サイアム・スクエアの商店街、ラマ4世通りに拡大して民放テレビのチャンネル3

　
＜大きなショックです…　読売新聞から＞

（昨日は放映がストップ）、　証券取引所、更に　政府寄りとされる大手財閥CPグループ傘下の
セブン―イレブン、銀行ではバンコク銀行などが標的とされ、30か所前後が破壊と放火の対象となり
放火は首都だけでなく、地方都市にも拡散し　政府庁舎など被害に遭っています・・・

そう、そう、戦勝記念塔前のビックCの大型スーパーなども…　10億の損害で1,000人以上の失業が
予想されるとか。　3月中旬から始まったバンコク中心部の占拠、治安部隊との衝突や爆弾事件で
これまでに日本人カメラマンを含む70人以上が死亡し、けが人は1,300人以上に上ってしまいました。

　
　　　＜街が無残な姿に…　朝日新聞から＞

　これでは、夜間外出禁止令も仕方ありませんネ・・・　

一部の都バスやスカイトレイン・地下鉄も運行休止など、まだまだ、バンコク市内は騒然としています。　
この時期に、日本から止むを得ず訪タイされる方々、くれくれもご注意を！　

在タイ日本大使館の注意喚起では、「もし、国際空港に緊急帰国・用務等で行く場合には、なるべく
午後9時前に到着するように…　また、空港に午後9時以降に着かざるを得ない場合、安全を十分に確認し
必ず身分を証明できるもの（旅券等）を携帯し、関係当局の係官に提示できるように…」　との事です。　

　　
　＜夜間外出禁止令を忘れずに…　出来たら日本でチェックを＞

　昨日あたりは、空港ロビー内や入国審査も特に問題ないようで、空港の一般タクシー・リムジンも
通常通りのようでした。　唯　国際空港があるスワンナプームは、隣の県となり、市内より遅れて　
「夜間外出禁止令」　となりましたので、今日からは　21時以降　空港に足止めされる可能性は大です。

バンコク市内では、夜間外出禁止令というと、徹底して　人っ子一人　いませんからネ…　乗り場で
タクシーを待っていても来ませんからヨ。　タイは決まり事やルールに、少し柔らかい所がありますが
この　「夜間外出禁止令」　は、徹底して厳守されています、しています・・・

　バンコク市内の情勢によっては、23日以降も延長されることもあり得ますので、
日本でも情報の収集に気づかい下さいませ。　　　



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