男子プロゴルフのメジャー初戦「BMWツアー選手権」も悪天候のため、最終日に3日目の
残りと最終ラウンドの26ホールが行なわれました。 激闘の末、勝利したのは金谷拓実プロで
25歳で初メジャー制覇を成し遂げました。 今季 アジアンツアーでは、勝っていますが、
21年4月以来の通算4勝目。初日から首位を譲らず、通算11アンダーの完全優勝でした。
元アマチュア世界ランク1位の逸材が、ようやく日本メジャーに勝って、5年シードと10月
19日開幕の米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」の出場権を獲得しました。これで
待望していた海外ツアー進出への足がかりを掴み、同じ東北福祉大の7年先輩で大きな存在、
松山英樹プロ(31)に追いかけて行けますネ。海外ツアー本格参戦への出発点ができました。
欧米ツアー2戦の出場権も獲得し、賞金ランクも首位に躍り出ました。昨季は国内でも海外
転戦でも結果が出ず、が 諦めず不屈の闘志でアジアンで初優勝を切っ掛けに踏ん張りました。
残念だったのは中島啓太プロ(23)。期待の若手ナンバーワンは、二週連続の2位に終わり
プロ初優勝は、またもお預けとなりました。 14番でチップイン、15番でも長いバーディ
パットを沈め、一時は首位に並びましたが、16番パー3のボギーで後退でしたネ。
逆に金谷プロは一番難しい17番で2打目をピンに絡めたバーディで万事休すでした。
金谷拓実プロは二つ年上でも、共に元世界アマチュアランク1位に輝き、アマ時代から
切磋琢磨してきた手強いライバル。今回も二週連続で最終日最終組でのプレーでした。
彼の17番でのスーパショットを間近で見て、“あれは凄かった、魂のこもった打ち方だし、
今週1番良いプレーをしていた” と、共に長い一日を戦い抜いたライバルを称えていました。
前週の「ミズノオープン」ではプレーオフでの敗退。プロ初優勝へあと一歩という試合が
続いていて悔しいでしょう。ですが、こういうゴルフを続けていれば、ゴルフの神様は
気づかずにはいられませんヨ。優勝争いを何回も重ねていけば、いつか必ず勝てますからネ。
ここまま優勝する日だけを見つめ前に進んでほしいでしねえ~ 21年にアマチュア優勝を
成し遂げた昨年、10月にプロ転向してから、優勝が近そうで遠いと思っているでしょう。
近年、日本の男子ツアーも20歳過ぎの若手が出て来ていますが、アマ時代の実績、容姿、
姿勢、考え方、気持ちの強さ … … 等々、どれをとっても中島啓太プロが何と言っても
その代表でしょう。男子のゴルフ人気は、彼にかかっているといっても過言ではありません。
昨日のこの悔しさバネに、今日よりもっと強い自分を目指して欲しいです。応援しましょう。
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