タイのお金持ちって？

NNAのニュースによりますと、中国の億万長者が5年で2.5倍と増え続けているそうです。

2008年の北京オリンピック、2010年の上海万博が間近に迫り経済発展著しい中国では、100万米ドル
（約1億2,000万円）を超える億万長者の家庭が30万世帯を超えたそうです。世界で米国、日本、英国、
ドイツに次ぐ5位だそうです。それでも中国の世帯数の0.1％も満たないそうです。
でも意外と日本も多いんですネ。ちと驚きです。

そして資産500万米ドル（約6億円）以上のお金持ちの家庭は、5年で1万4,000世帯から4万8,000世帯に
増え、富豪を含む資産100万米ドル以上の億万長者家庭は、2011年には今のさらに倍近い61万世帯に
なるようですよ。また中産階級にあたる富裕層も、11年には640万世帯に達するんですって。日本の
世帯数の14％にあたります。卓球人口が3億人いる中、オリンピックなどの大きな大会に出場するには
レベルが高い為、アメリカや香港に移住すると聞いたことがありますが、何事もスケールの大きな国です。

ではタイの富豪はどうなのでしょう。（ワタクシらが気にすることなど無いんですが・・・）
米英経済誌フォーブスが発表したタイの富豪40人の資産の合計額は190億ドル（約22800億円）だそうです。

タイ1位の富豪とされたのは、ドリンク剤「レッドブル(クラティンデーン)」創業者のチャリアウ・ユーウィタヤー氏(75)。
北部ピジット県生まれの華人2世で、製薬会社勤務を経て、76年に「クラティンデーン」を開発し、87年に
オーストリア人ビジネスマンと合弁でヨーロッパでの生産・販売を始め、大ヒット商品となったようで、
推定資産は35億ドル（約4200億円）。

2位はジャルーン・シリワタナパクディー(蘇旭明)氏(63)。露天商の息子から一代で、アルコール飲料最大手
タイ・ビバレッジ、不動産大手TCCランドなどを築き、ニューヨークの超高級ホテル、ホテル・プラザアテネ・
ニューヨークも同氏の所有で、推定資産は33億ドル（約3960億円）

3位はタイ、中国などで食品、通信、小売り、オートバイ生産などを手がけるCPグループのタニン・
ジアラワノン(謝国民)会長(68)で推定資産は28億ドル（約3360億円）。タクシン政権では兄の娘婿の
ワタナー・ムアンスク氏が商務相などを務めたそうです。4位は・・・　もうどうでもいいですネ。

昨年9月のクーデターで追放されたタクシン前首相(57)が14位に入っているそうです。兄弟などに分与した
資産を計算に入れなかったため、資産総額は3億ドル（約360億円）となっていると、報じられています。

タイの経済は中国人が握っていると言われますが、富豪の上位は華僑ばかりで、タクシン前首相も
中国人ビジネスマンでした。且つ　中国系富豪がタクシン前首相時代に政府高官に就いたり、
利権活用したり、お金が入るシステムも作り上げちゃいます。

中国人にタイが支配されてしまうと・・・　
この辺も軍事クーデターがたびたび起きる要因なのかも知れませんネ。


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