早いもので そろそろ師走の12月、この年末年始に タイを 訪れる人も、準備に取りかかる頃かな。
つい先日、日本からの旅行者に、在タイ日本大使館が二つの注意を 呼びかけていましたネ。
一つは、旅券 (パスポート) についてです。
空港などでの入国審査で 旅券を 提示した際に、入国審査官から 「旅券が著しく汚れて、
ページの一部が破られており、特に所持者の写真部分と、同一であるか判明しない」 と、
いった理由で、入国を 拒否される事例が起きているとのことです。 こんなこと、信じられないけど
実際 あるんですねぇ~ ここまで破損していれば、普通 替えるでしょうがねぇ~
まぁ~ そんな汚れや破損のある旅券を 持っていれば、大使館に相談して下さいとのことです。
タイに旅行して滞在する日本人に対し、もう一つは、警察による違法薬物のおとり捜査。
最近、違法薬物所持で逮捕されるという事件が、数件発生しているというのです。 その違法薬物の
おとり捜査の手口は、路上で日本人旅行者らに 「これ大麻、危なくない。 吸ってみて」 などと声を
かけ、乾燥したタバコの葉のようなものを 購入した直後、警察から所持品の検査を 受け、違法
薬物所持で逮捕されるというケースです。 これも 酷い話ですけどねぇ~
在タイ大使館では、街角で販売している不審なクスリに 興味本位で手を 出さないよう警告しています。
でも 今の日本の実態を 見れば、危険ドラックの使用で 様々なニュースが流れています。 こんな
呼び掛けに応える者も 多いのかも知れませんネ。 意外と身近にあることかも知れませんヨ。
タイ麻薬取締委員会によりますと、2014年度 (13年10月~14年9月) に タイ国内で押収された
麻薬は、覚醒剤の錠剤 9,616万錠、粉末1,073キロ、ヘロイン 497キロ、大麻2万8,105キロで、更に
麻薬関連の逮捕者は、36万5,918人に上ったそうです。 これも信じられない数量と逮捕者ですよネ。
こんな状態ですので、軍政になって7月頃から急速に麻薬捜査が進んでいるようです。 プラユット首相に
「麻薬捜査局幹部は、もっと質的成果を あげるよう」 圧力を かけられ、実績を あげることに必死だとか。
これまでは密売人や密輸人、顧客など、末端レベルの逮捕が多かったのですが、ここのところ、
麻薬売買の元締めに近づ いた捜査が多く、成果を あげているようです。
タイにおける薬物等の所持、使用の刑罰は非常に重く、50年の懲役刑・終身刑・死刑を 含む重刑で
殺人罪よりも厳しい罰則が科されます。 現在 20人前後の日本人も重刑を 受けて服役中です。
タイの輸出先で一番のお客は、日本と日本人と噂され、危険ドラックのことも聞いているでしょう。
こんなことが頭にあって、日本人へのおとり捜査が増えているのかも知れませんヨ。 ご注意を ・・・
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