また藍ちゃんがタイに微笑みをくれた！

　　
　まったく、もう～　藍ちゃんは、なんてことを・・・　開幕早々二連覇だ、なんて！　どうしたの？
タイとシンガポール・ツアーを制覇して　“アジアの女王”　なって言われそう！　

　米女子ゴルフ第二戦のHSBCチャンピオンズの最終日が、シンガポールのタナメラCCで行われ、首位
タイでスタートした宮里藍ちゃんは7バーディー、4ボギーの69で回り、通算10アンダーで二週連続優勝で
通算三勝目をマーク！　なんと米女子ツアーでの開幕戦からの二週連続優勝は44年ぶりの快挙だとか…

　前日首位のインクスターは、二つスコアを落としたり、先週のタイのホンダLPGAで宮里と優勝を
争ったペテルセンは、7アンダーで3位タイだったのに比べ、藍ちゃんは三つ伸ばしていますので、いやはや
だいぶ勝負強さも成長しているんでしょうねぇ～　　更に昨季の米ツアー初優勝で自信を深めた心の
コントロールがより一層の磨きがかかり　「普段通りに」　最終日を闘えるようになったのでしょう。

　
　　　＜貫禄の連覇で、再びの藍ちゃんスマイル＞

これなら87年（23年前）に、米女子ツアーで賞金女王に輝いた岡本綾子プロの通算17勝をも越えられるし
これからの活躍を予感させますよネ。　なんと言っても、日本選手の二大会連続優勝は史上初、年間二勝
以上は99年（11年前）の福嶋晃子プロ以来、岡本綾子/小林浩美プロと合わせて4人しかいませんモノ。

　藍ちゃんの米ツアー本格的参戦は5年目となりますが、あとは　4月のメジャー第一戦、クラフト・ナビスコ
選手権に、1977年（33年前）全米女子プロ選手権での樋口久子プロ以来、日本人二人目となるメジャー
制覇の期待もかけちゃいましょう。　ちょっと調子に乗って期待をかけ過ぎ？かな・・・

　タイのサイアムCCで優勝した時　沖縄県東村の自宅でテレビ観戦していた、藍ちゃんのコーチでもある
お父さんのコメントを思い出します。　「藍が帰省した際に、ミスを少なくしてコンスタントなプレーを
目指せとアドバイスした通りのラウンドで、一打、一打に集中していた。すべてが良かった」　と・・・

　
　　　＜ガッツポーズもきまってるぅ～＞

そして今回は、「前週とは違い、混戦の優勝争いから勝てたのは素晴らしい。精神的にも また一つ
成長したと思う。　今年はシーズン前から仕上がりが早かったし、今後も期待できる」　と・・・

やはり、勝因は　「メンタル面が安定した結果」　と語り、　「幸運は続かない。一つ一つ、今のゴルフを
やって欲しい」　とエールを贈っています。　コーチというより、お父さんの心情でしょうネ、解りますヨ（笑）

　でも　昨年のオフは、米国に構えた新居への引越しに追われながらも、開幕に向けて相当な小技を
鍛えたようで、「やるべきことはやってきた。良い状態で開幕を迎えられる」　と自信もあったようですネ。

思いますに、何より今年掲げた　“プレーヤー・オブ・ザ・イヤー獲得”　という目標が良いんではない？
「高いハードルを課すことで、オフの練習を充実させる」　ことが狙いだったそうですからネ・・・

　そして藍ちゃんの発想が格好いいです、「一瞬の煌めきではなく、年間通して活躍することが重要」　
です、って・・・　藍ちゃん、藍ちゃんと言われていても、もう今年で25歳になるんですものネ。
ホント　心技体とも　スッカリ大人になりました。　
これからも応援しますヨ、藍ちゃん！　　



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