2月の28日は、タイでは仏教の祝日 「万仏節(マーカブーチャー)」 に当たり、28日は
日曜日でしたので、振り替え休日で昨日の3月1日(月)は、お休みでした。
万仏節とは、陰暦3月の満月の日に釈迦がウェールワン寺院を訪れた際、悟りの境地に達した1,250人の
弟子が偶然一堂に会したという奇跡的な出来事と、お釈迦さまから入道儀式(髪の毛を剃るなど)を受け、
悟りの境地に達したことを祝う日です。寺を訪れた人々は、説法を聞き、手に蝋燭・線香・花を持って本堂や
仏道を3巡するなどの習慣があります。 <ワタクシ、まだ体験したことはありませんが・・・>
<お寺や仏道を三周します・・・ 蝋燭・線香・花の三点セット>
そうでした、「万仏節(マーカブーチャー)」 の日は、酒類の販売が禁止されていましたネ。 違反者には
六カ月以下の懲役、一万バーツ以下の罰金が科されます。 酒類が販売禁止になる他の仏教の祝日は、
「仏誕節」(陰暦6月の満月の日)、「三宝節」(陰暦8月の満月の日)、「入安居」(三宝節の翌日)の三日。
但しホテルは対象外です。昨年の「仏誕節」の時期でしたか? やはり政府が酒類販売禁止を強く
打ち出した処、バンコクでの暴動と世界的な不況、新型インフルエンザで苦境に陥っているホテル業界から
強い苦情が出た為、酒類の販売禁止を一部緩和し、ホテル内での販売を認めると通達しています。
<外国人観光客は許してあげて!>
そりぁ~ そうですよネ… 外国人観光客までもが、しかもホテルで酒類が販売禁止だなんてネ・・・
まぁ~ 日系の一部日本食レストランでは、アルコールを出していますがネ・・・ でも 仕方ありません、
タイの仏教では、飲酒は悪行の一つになっていますから・・・ 出来れば規則に従いましょう。
唯 仏教に係わることでは無くとも、今 タイでは若者の、特に未成年者の飲酒問題が大きな社会問題と
なっていますので、このような仏教祝日の機会に若者の飲酒問題を取上げるケースが多々ありますネ。
ホテル内での酒類販売を一部緩和された時期に、反アルコール団体がバンコク都内にある教育施設の
半径500メートル以内での酒類販売を厳しく取り締まるよう都庁に要請した所、スクムパン都知事は、
「アルコール販売規制を、これ以上に厳しくする権限は都庁にない」 と、突っぱねていました、っけ。
<お酒は20歳からだよ>
確かに場所の規制だけで、若者の飲酒問題を解決できるかどうかは疑問ですモノね。 日本でも「タバコ
自動販売機」の深夜規制を行って、未成年者の喫煙を減らそうと試みましたが、成果は出ませんでした。
事故を起こすからと云って、線路の踏切を取り払うのではなく 線路の渡り方を教えないと、ネ・・・
更に都知事は、「都にできるのは、酒屋に未成年者への酒類販売をしないよう警告し、反飲酒運動を行う
ことくらい。違反者を罰したり営業停止を命じたりする権限は都には無い」 とコメントしています。
これを歓迎したのが、各大学周辺で酒類を販売している店舗やレストランで、都知事を後押ししています…
まぁ~ どこの国でも日本でも立場が変われば、言い分が変わりますが、
未成年者の飲酒と喫煙は、万国共通のお悩みですネ・・・
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
ご旅行を予定されておられる方は事前にチェックされておくと、宜しいでしょう。
http://www.tellusgp.com/CALENDAR.html
上記カレンダーには出ていませんが、ロイ・カトーンは、11月21日(日)です。(毎年変わります)
日本の連休にかかるので訪タイされる方が多そうです。
アルコール販売禁止(自粛)は、法律で規定された仏教関係以外に、選挙関係があります。
ただし、こちらは日時が未定なことが多く、事前チェックは難しい。
王室関係の祝日はかつては自粛でしたが、最近は規制が甘いです。
タイの未成年の飲酒ですが、薬物(ヤーバー)汚染の酷さ(自分でやるのは勝手だが、最近はやらない学生に暴力的手段で無理強いするケースが多い、小学生など弱年齢化も)と併せて、社会問題になっています。
便利なモノがあるんですね。
まぁ~ よく情報をお持ちで、感心いたします。