タイのデング熱、ゴルファーは気をつけないと ・・・

　　
　昨日、聞き捨てならぬニュースが流れていました。ゴルファーは特に 要注意ですヨ。

タイで人気俳優のトリサディー・サハウォンさん（37）が、９日からデング熱に罹り入院して
予断を許さない状態が続いていましたが、デング熱が重症化して左足を切断したと ・・・
左肺で出血も起き 手術を受けています。重体であるものの容体は安定しているとのことです。

　

当ブログでもデング熱について 何度も書いていますが、日本人には どうもピンと来ませんでした。
が、昨年の夏に東京の代々木公園で蚊に刺され、デング熱として約70年ぶりに国内感染と確認され
大騒ぎになり、日本でもデング熱に注目するようになりました ・・・

タイでは それ以上に気をつけなければいけませんヨ。タイ保健省によると今年１月１日～11月
８日に報告があったデング熱、重症型のデング出血熱とデングショック症候群の患者数は、
11万1,825人、死者は108人で 昨年の患者数・死者数の倍以上に達しています。侮ってはいけない！

　

タイの気候も乾季に入り、この時期の気温が一番 蚊にとって良い時期だそうです。日本でも夏が終わり
残暑が残る頃からの方が気をつけなければいけません。蚊が活動するのは気温に関係がありますからネ。

35度もあるような真夏日だと、蚊はその暑さに耐えられず死んでしまうようです。活発になるのが25度
前後以下といいますからネ。これからは毎日が要注意ですネ。特にゴルフのハーフパンツには気をつけて！

昨年タイのとあるゴルフ場で蚊に刺されデング熱と診察された知人（53歳）がいます。家に入って
きた蚊も風呂場や流しの少しの水を元にして繁殖すると言われるくらい、水場に多く集まりますので、
池が多いタイのゴルフ場は蚊が多くいて当然です。その知人もハーフパンツだったそうですからネ。

　

帰宅して、気づくと体のだるさと熱っぽさが続くようになり、体温はずっと37度台で 食事も普段の
半分ほどしか食べられない日が５日ほど続き、心配した奥さんが病院へ連れて行ったそうです。

血圧と血液検査を調べてデング熱と診断されました。まさか自分がデング熱にって感じでしょう。
ゴルフ場で蚊に刺された記憶があいまいだったので、思いもよらなかったと言っていましたネ。

　

デング熱の予防対策に特効薬や予防接種はなく、蚊に刺されないこと以外に方法はありません。
臭いに敏感のようで、飲酒している時・汗をかいている時など要注意です。また蚊を引き寄せる
色は、黒・赤・茶・緑・黄・白の順とか。ゴルフウエアにも気をつけないといけないかな。

黒っぽいウエアとハーフパンツを着用して、ビールを飲みながら汗をかいて、池の近くでボールを
捜していると、蚊たちの標的になりますヨ。Ｏ型・Ｂ型の人が蚊に刺されやすいと言うのは迷信とのこと。
　オスは人を刺さず血も吸いませんが、刺すのはメスで血を吸います。私のようなイケメンは要注意です！