昨年11月、タイ政府は医療目的での大麻(マリファナ)を合法化する法案を承認しました。
大麻は、ガン、てんかん、膀胱炎などの症状の治療に効果があると正当に認められ、医療
目的の所持・使用、輸入、輸出が可能となった次第です。 昨日からの続きです ・・・
当初は、大麻の栽培・実験などは公衆衛生省が麻薬管理委員会とともに監視をするため「誰でも
自由に栽培できるものではない」としていました。「それを家庭の主要な農産物の一つとして、
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大麻を6本まで栽培できる」なんて、タイ保健省のアヌティン大臣は言い出しました。
まさかと思っていた方向へ、いや ある有識者は “予想通りの展開だ” と、喧々諤々です。
しかし、既にチェンマイ県のメージョー大学など、地方の大学では医療用大麻の栽培が始まって
います。同大学とタイ政府製薬事機構、医療局が連携して、東南アジア初の産業用医療向けの
大麻栽培として、来年2月に医療薬の原料として約2.4トンを出荷する予定だといいます。これに
合わせ、タイがん研究所などの医療機関も大麻を活用した治療法の成立を推進するとしています。
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<牧野由紀子さん>
日本では大麻取締法により、大麻は所持・譲渡・譲受・栽培が禁止されています。麻薬取締で
著名な牧野由紀子さん(元厚労省麻薬取締部)は絶えず、大麻には記憶障害・運動機能障害・
知能指数の低下・肺がん・幻覚症状などのリスクがあると訴えています。それがどうして近年、
その大麻が海外各国では解禁され始めているんでしょうねぇ~ 牧野さんは こう分析しています。
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生涯で大麻を経験する人が、ドイツ・フランス・イタリア・イギリスは30~33%、米国は40%
以上だとか。日本は1.2%ぐらいだそうです。 それで、”どうしても我慢できないなら、
少量ならば吸ってもいいよ“ というような捉え方を「ハーム リダクション」というそうです。
一部の国では、そのハーム リダクション(ハーム=害、リダクション=軽減)で、大麻を政府が法的に
コントロールし、大麻の成分を管理して健康被害を防止し、裏組織や闇売買を追放しようというのです。
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<カナダで解禁され、日本大使館も心配している>
ここ数年で解禁国がいくつか出てきているのは、諸外国でも蔓延しているのであれば、ハーム
リダクションによって、ある程度認め、その代わりに厳しい規制をして行こうというものです。
しかし、牧野さんは医療用大麻について否定的な見方をしています。「末期がんや さまざま な
病気で食欲が無くなった場合に、大麻には少し食欲増進作用がある。でも医療としては成功するか
どうかは、まだ分からない。何をもって医療用に役立つかというのは、今のところエビデンスが
無い」といいます。 タイでは どうなんでしょうネ? 日本への若者などへの影響が心配です。
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「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
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高齢者の末期に病状の苦痛を緩和して、末期治療を行わない。自然死を静かに待たせる。
麻薬をこんな治療に利用できないんでしょうか?
私は延命治療を望まない年金爺です。
医師や研究者であっても、それを取り締まる役所勤めの人間の言う事はポジショントークだと疑いを持ってみてもよいのでは?
ましてや大麻の科学的事実を戦後の日本では殆ど研究されてなかった訳ですよね?
“〜心配です。”て悪だと決め付けてる感が…。政府や法に(勿論守りますよ。でも科学的事実は異なるかもしれない。)洗脳されてる印象を持たざるを得ないです。
それより科学的事実・真実の究明に期待しませんか?