来年のシード権を失った比嘉真美子プロは、予選落ちが続いた(17試合)5月から10月の
どん底だった時期より、状態は技術もメンタルも上向いているといいます。 昨日からの続き。
今年は 最初からシード権確保はイメージできず覚悟はしていたらしいですが、あとは来月のQTには
2勝した頃の自信を思い浮かべながら全力を出して頑張るだけですネ。今の状態は良くなってきて、
気持ちもゴルフも全然違うと断言していますので、是非 QTを乗り切ってほしいものです ・・・
「大王製紙エリエールレディース」の戦前は、賞金ランク51位の福田裕子プロと50位の柏原明日架プロの
争いが微妙でしたが、最終的に福田プロは2万3167円の差でシード権を逃しました「バーディーチャンスに
つけた16・17番のあの1打が痛かった」よくあることですが、この1打は天国と地獄の違いでしょう。
他でシード権を失った選手で優勝経験のある選手は横峯さくら・有村智恵・馬場ゆかりプロらでした。
横峯さくらプロは43位で来年の米国ツアーに出場できますが、有村智恵・馬場ゆかりプロは、やはり
QTに臨むしかありません。馬場プロも昨日トータル290の35位で終え、シード喪失が決まりました。
右手首と左肘の故障持ちだったうえに、体の調子も悪いシーズンだったので引退も覚悟したようです。
「今年は 後厄の大殺界だった。悪いものが全部出てゴルフ人生の第1章が終わったと思って、QTに
臨みたい」と最後まで明るくコメントしていたようです。 踏ん張ってほしいですねぇ~
有村智恵プロは 賞金ランク92位で、12年の日本女子プロ優勝による国内ツアーの3年シードも今年で
切れるため、皮肉にも28歳の誕生日にシード喪失が確定してしまいました。しかし来季も米国を主戦場に
する考えに変わりはなく、米国ツアー出場権をかけた最終予選会挑戦のため26日に渡米し、来月2日から
始まるQTに臨みます。「自分のゴルフをすれば、通ると思っている」と明言しているので大丈夫でしょう。
逆に初シードを獲得したのは23位のキム ハヌル、27位の青木瀬令奈、32位のペ ヒキョン、33位の
堀琴音、35位のジョン ジェウン、39位の永峰咲希、40位の松森彩夏、50位の柏原明日架の8人でした。
堀奈津佳・琴音姉妹は明暗を分けました。今年の賞金ランキングは韓国勢が上位を占めましたが、
来年のシード権の50位までの日本人選手は36人となり、これは2010年以降で一番 多いそうですヨ。
わずか、2万3167円の差で同ランク50位に踏みとどまった柏原明日架プロは、10月の日本女子オープンで
優勝争いを演じた19歳で、下部のステップアップ ツアーでも2位を3回も経験しているホープですからネ。
ショットとマネージメントの精度をもっと上げれば、また土壇場で生き残った経験が活きて、更なる
飛躍が可能でしょう。「最後まで諦めなかった結果なので素直にうれしい」とコメントしていました。
これからが楽しみな選手の一人です。 失った選手とゲットした選手、厳しい世界を垣間見ました。
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