今日5日から日本LPGAの最終プロテストが、JFE瀬戸内海GC(岡山県)で行なわれます。
72ホール ストロークプレーの4日間競技で上位20位タイまでが合格。パスすると晴れて
2020年1月1日付でLPGA会員になれます。会員でなければQTにも挑戦できませんからネ。
<18年度のプロ合格者たち>
タイからは、ポラニ・チュティチャイ、ヌック・スカパン、スパマス・サンチャン選手の3人が
挑戦します。 彼女らはサード クォリファイング トーナメント(サードQT)以上の進出者が
得られる1年間限定のプロ資格であるTP(トーナメント・プレーヤーズ)単年登録者です。
18年の制度改正によりTP単年登録は廃止されることとなり、19年シーズンはこの過渡期ということで
TP単年登録が特別に認められていました。が、20年からはプロテストに受かっていない正会員以外の
<チュティチャイ選手>
選手は、QTにさえ出場ができなくなりました。 あと17年度以降に優勝したTP単年登録選手と
18年制度改正後に賞金ランキングで50位以内に入り賞金シードを確保した選手は会員になれます。
チュティチャイ選手はレギュラーツアーで一度 優勝していますが、それは16年のこと。今季は
下部ツアーのステップアップ ツアー(SUT)で頑張っていましたが、賞金ランクは56位でした。
<ヌック・スカパン選手>
4勝してSUTの賞金女王に輝いたヌック・スカパン選手は、TP単年登録のままでも来季の
レギュラーツアーの前半リランキングまでの出場権を獲得しています。しかし、そこで戦績が
悪ければ、21年は継続できません。余裕のある今年に、合格しておきたいところでしょう。
スパマス・サンチャン選手 23歳は、勝ち抜いてテストに挑戦です。今季はSUTで賞金ランク
17位ともう一歩でした。 そう、O・サタヤ選手もSUTで頑張っていましたが28位でしたネ。
<スパマス・サンチャン選手>
S.ランクン選手やアマチュアだった古江彩佳さんは優勝して会員になれましたが、こんなこと
滅多にありません、実力もありましたが、運も大きく左右されますよネ。 最終プロテストに
約100人が挑戦しますが、上位20位タイのスコアを出さないと振り落とされる過酷な戦場です。
受からないとQTにも出られず、来季のツアー出場は絶望的で浪人状態になってしまいます。
<安田祐香さん>
100人の中には、三浦桃香、幡野夏生、丹萌乃、篠崎愛、山路晶プロらレギュラーツアーにも
出場している選手も。 安田祐香、吉田優利さんら日本女子アマ優勝の権利で挑戦する選手、
フィリピン代表で昨年のアジア大会金メダルを獲得した笹生優花さん、勝ち抜いてきた西村
優菜さんらプラチナ世代も。レギュラーツアーでも通用するアマの参戦に激戦は否めませんネ。
<エイミー・コガ選手>
昨年のプロテストトップ合格はエイミー・コガ選手の20アンダーですヨ。今季すでに
約2,877万円を稼ぎ38位です。17年のトップ合格が松田鈴英プロも32位(約3,680万円)
と、実力はレギュラーツアーでも通用しています。 今回のテストでは20位通過が通算
8アンダー前後と言われています。ハイレベルな戦い、生き残るのは どの選手でしょう。
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