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タイの食生活に牛肉が当たり前に なったかな ・・・

2016年03月23日 | タイの名所、名物、料理
 
 先週のこと、日本農林水産省は 「タイ向けの牛肉の輸出条件を緩和することで、
タイ政府と合意した」 というニュースが流れていました。 

ちょっと前のタイでの食生活では、牛肉を食べる人は少数派でごく少しの人たちでした。 
それが昨年の日本からタイへの牛肉輸出量は116 トンで、前年の66 トンの倍近く伸びており、
今後の輸出拡大が 益々 期待されているといいます。 

 

タイでは長い間牛肉は、あまり好まれない食材で、一般的に肉というと豚肉か鶏肉を指していました。 
牛肉は筋張ったもので固い上に、味もそれほど良いものではなかったために人気がありませんでした。

さらにタイ経済を牛耳っている中華系タイ人の多くは、なんでも観音信仰という理由とかで、
牛肉を食しません。 また こんな理由も聞きました。 「豚や鶏は餌を食べているだけだけど、
牛は農耕の手伝いをさせられ、不憫に感じて食べられない」 と ・・・ ちょっと笑っちゃいます。

 

タイ料理で私が好きな “ヤムヌア” という、唐辛子が多めに入った激辛の牛肉サラダがありますが、
少し辛味を抑え、もう少し柔らかい美味しい牛肉だったら、どんなに日本人の口にも ぴったり合って
美味しいか、と何度も思ったものです。 (ヤムは混ぜ合わせる、ヌアは牛肉ですネ)

今や吉野家・すき家・牛野屋・牛角、タイ系キン肉牛丼カカシ … … 等々のチェーン 店がアチコチに
店舗を構えますので、バンコクに牛肉料理店が目立ってきました。 ですが吉野家は、22年前の1994年に

 

一度 タイに進出しているんですネ。 一時は6店舗を展開していましたが、当時は 「牛肉を食べない習慣」 が
あったり、その後、アジア通貨危機の影響を 受け撤退しています。 確か1号店はシーロム通りにあったかな。

それが今では、街中に 「ステーキ」 と掲げたレストランも随分と増え、屋台でも小さなステーキ牛肉を
扱う店もあるくらいです。 それほどタイ人にとっても牛肉が身近になってきており、特に若い人はよく
食べるようになりましたねぇ~ それには日本旅行ブームの影響も忘れてはいけないでしょう。

 

近年は肉を食するどころか、日本から和牛がドンドン入ってきています。 パラゴンやエンポリアムなど
高級ショッピングモールの食肉売り場など行ってみると、和牛はかなりのスペースを取っています。

タイや海外で認知度が高まっている和牛ですが、デパートでは英語でジャパニーズ・ビーフではなく、
そのまま “WAGYU” と表記されていることが多いようです。 タイ語になりつつあるのかな。

 もう少し和牛の話、続けたいんですが 長くなりますので明日に続けます ・・・  


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