いつかは、こんなタクシー会社が現れると思っていましたが、ついに出てきましたねぇ~
乗車拒否やドライバーの無礼な態度、遠周りにボッタクリ ・・・ ・・・ 等々、これだけタイのタクシーが
問題を 抱えているにも拘わらず、当たり前のタクシーサービスを 行なう会社がありませんでした。
それは、バンコクに本社を かまえるオール タイ タクシー社で、親会社は創業28年になる長距離バス
サービスを 展開するナコンシャイ エアー社という会社です。 大型バス数百台を 運行し、2013年の
売上は10億1,900万バーツ、最終利益は1,800万バーツでした。 近年は 格安航空会社の影響で、
バスビジネスが厳しく、タクシーの不評を 改善すれば商売になると、タクシー事業に参入したようです。
同社は、乗車拒否と過剰請求を しない、完璧なタクシーサービスを 目指すとしています。 特に
女性に不安感を 与えている現行のタクシーを 意識し、セキュリティ面に注力するようですヨ。
車内に設置されたブラックボックスで、客とのやり取りや走行速度を 常時監視するなど、安全対策も
徹底すると謳っています。 女性客用の女性ドライバーサービスやスマートフォンの呼び出し、
これらを 24時間サービスで対応するという、今までのタクシーからすると夢のようなサービスです。
誰でも街角で捉まえることができ (呼び出しはプラス20バーツ)、勿論 初乗りは一般タクシーと
同じ35バーツで、支払いは現金 またはクレジットカードでOK。 領収書の発行もOKです。
安心安全で顧客に信頼を 得るため、運転手は全員 教育を 受けた正社員で賄うそうですから、これは
大きな違いです。 1,000人超の運転手を 雇うとしていますが、固定給と歩合給、賞与も支払います。
運転手の言動など、厳しく監視統制し、乗車拒否やメーターの使用拒否、粗暴な振る舞いなどが
あった場合は、厳重に処罰するとも言っています。 これは、ほんと タクシー革命ですねぇ~
差別化を 図り、車は 「プリウス」 で、まずは500台を 4月1日よりバンコク各地でテスト運行を
実施し、5月1日から正式にサービスを 開始するとしています。 どんなか乗車が楽しみです ・・・
マスコミに同社の幹部は 「新時代のタクシーサービスを 提供し、タイのタクシーサービスを 向上
させる」 と、コメントしています。 陸運局幹部も「オールタイタクシーの方針に全面協力し、他の
タクシー会社も同様に サービスの質を 改善させていく」 と、意気込んでいました。
果たして、バス会社系のタクシー会社が 陸運局や警察に代わって、タクシー革命を 起こせるか、
非常に興味のあるところですよネ。 もし実現したら、歴史に残る一大事業となるでしょうねぇ~
残念です。
5月の訪タイでは期待してます^^バンコクも発展しますよね!
バンコクもドンドン変わっていきますよぉ~