築城時期は不明だが、戦国時代に、布施氏が葛城の金剛山地から東に派生した尾根の中腹、標高460m付近に詰めの城として築城した山城です。布施氏は、古代豪族置始連を祖とし、葛城一帯を領し興福寺一乗院門跡坊人の国民に列し、武士としての活動は、平安期から知られている。同じ坊人同志の誼で筒井氏とは早くから交流を保った。のちに布施氏は、筒井順慶の内衆に連なって一党は筒井氏の家臣となり、筒井定次の伊賀転封にも同行している。
[所在地:奈良県葛城市寺口布施]
<アクセス>近鉄新庄駅から徒歩約60分(3.5Km)
▼大和布施城の概要
▼城道(じょうどう) ▼本丸(主郭)
▼本丸跡(主郭跡) ▼本丸跡(主郭跡)よりの展望
2012/09/22 訪城