当方見聞記

旅と舞台・ライブ話を気ままに書いてます

五右衛門ロックⅢ

2013年01月20日 | 日記
劇団新感線の五右衛門ロックⅢ行ってきました

いや~相変わらずおバカで楽しかった(笑)
古田さんの五右衛門がカッコよくてメロメロになりましたけど、なにか?
個人的には古田さんはやっぱこれくらいの体系のが貫録と色気がちゃんと両立出来てて好きだなぁ~

物語はⅠ・Ⅱの続き設定になっていて、日本に帰ってきた五右衛門が空海の秘宝を求めて大立ち回りするってお話です。(超絶大雑把解説。詳しくは公式ページ見てください)

今回も相変わらず豪華ゲスト
蒼井優ちゃんに三浦春馬くん。村井さんに麿さん、そして前回に続き浦井くんに、新感線準レギュラー高橋由美子さん、素晴らしい

麿さんが秀吉役だったのですが、もう恐ろしくハマり役(笑)
見た目も出すオーラの貫録も。安っぽくないんですよ、軽~いノリやっても重さあるんですよ。
個人的には三英傑の中では一番秀吉が×なんですが(光秀好きの家康好きなんだからこればかりは無理)、その×部分を裏切らない、嫌な人たらし感があった(笑)

続き設定の為、浦井くんは前作同様シャルル王子。聖子さんも悪女マローネで登場。右近さんたちも前作キャラのまま。
おかげで和様入り乱れ(笑)
浦井くんの王子ぶりが前作にも増して輝かしい天然キャラ化していて、めっさめさ可愛かった
あの人、本当に本物の王子ですよ。あのノー天気さ、演技だけでだせる明るさじゃない(笑)

春馬もキメポースありまくりのアイドルキラキラキャラだったんですが、あの子真面目だからやっぱり硬さ感じられちゃって…そこがいいとこでもあるんだけど、もうちょっとノー天気でも良かったかな?
浦井くんがあれだからね…キラキラ感完全に取られちゃってたの

優ちゃんは、いつもより声ひくめ?なんとなくうざっぽさが減っていて(悪い意味ではないですが良い表現が思いつかない)“蒼井優”主張はあまり感じなかったけど、全体のバランスに溶けていて、初新感線と思えないほど馴染んでいたなぁ。
そして体めさめさ柔らかいダンスシーンで足あげた時ちょっとびびった
歌も上手だったしね発声が出来ているから口あんま開けてなくてもめっさ声出るんだよね、すごいわ~
ちょっとマニアックなシーンなんですが、「寝ずに穴掘り」の演技をするシーン。優ちゃんの徹夜明けで眠さと疲労でフラフラって芝居の顔…つうか目彼女の芝居の上手さを本気で感じました。大竹さんばりだよ、あの入り込み。すごすぎ。

村井さんも貫録あって良かったなぁ~悪役だったんですが、本当に楽しそうだった(笑)
ちなみに。悪役が声いいとトキメクのって自分だけですかねぇ?あの声で悪事語られちゃうとゾクゾクもんだったんですけど

由美子ちゃんはやっぱりさすが
あの人の間って、なんであんなに的確なんだろう…てくらいお笑い要員にむいていると思います(笑)
可愛いし、歌も上手だし、さすが元アイドルなんだけど…面白いんだよなぁ。他の追随許さないくらい、イイ何かがあるんですよ、あの人。
ドラマのショムニ、あれなんか、個人的にはピカイチでこの人の味が生かされている思いましたもん。
今回もまさにツボでしたね~。
リアルに見た目だけで笑えてしまうじゅんさんは別格として、浦井くんと由美子ちゃんには本当に笑わさせられた。ホント好き、この人

とりあえず、期待を裏切らずに祭りしてくれて楽しかったです
やっぱり新感線、しかも五右衛門はこうでないと
4時間の長丁場舞台とは思えないほど、楽しく粋な舞台でしたよ


追加話で。

初の東急シアターオーブだったので劇場の感想も。

席がめっさ前だったので全体イメージはつかめていませんが、パッと見で思ったことは…段差が微妙
新しい劇場にしたら段差がなさすぎだと思う。
しかもこれ、1階席に限らず全体的に。
1階席の通路前ブロックの真ん中~通路まであたりは前の人の頭がかぶって見ずらいんじゃないかなぁ?
あと3階席も。新橋演舞場の3階席より見ずらそうな雰囲気を感じました…
客席数多いから今後も使いそうだけど…席によってはちょっと怖いなぁ
トイレとかの設備は新しいだけあって数もしっかりしていて良かったです。これ結構重要だからね

それと小栗夫婦に生田兄弟来てました。(もう一人誰かいた
一瞬見れた久々の生斗真についテンションあがってしまったよ(笑)