ついに読みました。ハリポタ最終巻、「ハリーポッターと死の秘宝」!!
もう、感無量です。全七巻、魔法の旅が終わりました。
読み終わって一言。
「ありがと~~~~~~!!」
感動とか、焼失感とかよりも、感謝。J・K・ローリングが生み出したこの世界に感謝します。本当にハリーポッターの世界は存在します。世界中にそれを感じる人が一人でもいれば、この世界は永久に消えないと、最後のページをめくって確信しました。
リアルタイムでこの本を読めて幸運でした。しかも、ハリーとはほぼ同じ年齢で読んでこられたこと、そして最後の巻が同年齢だったことは、雀の中でかなり大きいです。
思えば第一巻を読み終えた後、11歳になれば魔法学校から入学の手紙が来るんじゃないかと本気で考えたこともありました。残念ながらついに迎えは来ず、「いや、日本はきっと入学年齢が違うんだ。」と思い続けて今に至ります。
それほどまでにこの世界は真に迫っていて、なにより年が近くて、魔法のことが自分と同じくらい分からなくて、弱い面も持ち合わせたこの主人公が、他人に思えないほど身近だったのです。
もしかしたら本当に大好きだ~!っと思わせてくれた最初の本だったかもしれません。本はぼちぼち読んだと思いますが、そのなかでも特別ですね。全神経をかたむけて読むというか、魂を本の中に飛ばすっていうか、集中力の塊になれます。時間さえ許せば1巻から7巻までぶっ続けで読めます。12時間以上ずっとかじりついていても平気です。
そろそろ分かってきましたね~。そうなんです雀さん、この受験勉強まっただ中に上下巻1130ページに手を出してしまったのです。やってしまいましたね~。
でも、これだけは言わせてもらいますが、決して抵抗しなかった訳ではないんですよ。予約して一番乗りに読みたいのもこらえましたし、書店に並ぶのを見るのもこらえました。
でもね、図書室に新刊購入で入ってきたんですよ。しかも、友達が一番乗りで借りて行くではありませんか。雀、気がついたら「次、雀な。」と言っていました。
それでやっと返却日になったので、図書室に向かう友達に張り付いていって、何人たりともこの本に触れさせじと司書さんに直で申し込みました。
雀:「次、雀借りますんで!」
司書さん:「あ、それねぇ、佐藤先生が『次借りるわよ。』って言い残して言ったわよ。戦ってきなさい。」
ぬお~~~~い!佐藤先生め~~~!!先生の授業は好きだけど、今回は譲れね~~!弁護士雇うぞコルァ~~~~!やってやるぜ~~~!
と息巻いて。職員室へ突進。先生あいにく会議中。
よっし!もらった!これは雀読む!不戦勝!ってことでいいですよね?!
ってことで帰宅。まずは~今日の勉強して~紅茶でも入れて~ゆっくり~♪
そこに鳴り響く不吉なメール着信音。
「月曜日に持ってきなさいよ。 佐藤」
怖え~!まずい、早く読まなくては!
ということで貴重な最後の巻を雀さん、猛スピードで読み切ることに。かえってその方が良かったのかな。勉強的には。はっ!もしかして先生はそれを狙って・・・ということはないだろうけど、最低限の被害ですんだのは良かったです。本の魔法はあなどれない。
これからは、なんの誘惑もなく勉強に集中できますね。でも、絶対本は買おう。最終巻だけないのはあり得ないですもん。
しかし今、次なる危険が忍び寄ってきています。最終巻を読み終えた今、1巻からもう一度読み直したい!猛烈に!どうなる雀!次巻へ続く!(嘘)