今日の母との議題。ラヴェルのボレロの光景について。
ボレロって、何かの大群が近づいてくる感じありますよね。それがゾウで、六本足であるというところまで意見が一致したのですが、ここからが合わない。
母はジャングルだというのですが、雀は砂漠だと思うんですよ。何にもない砂漠をゾウがず~っと一列になって歩みを進めていて、後ろの方なんか陽炎でゆらいでるんです。でも暑くてぬわ~って感じではなく、果てしなく淡々と・・・。
しかも母は三拍子で歩いてるって言うんですよ。雀はゆっくり二拍子。
いや、雀は拍感覚ないから三拍子かもしれないけど・・・ジャングルはないですよねぇ。だってジャングルってそんなに悠々と歩けないじゃないですか。ヤシの木とか邪魔してまっすぐ進めない・・・。あれ?ボレロってまっすぐですよね?直進ですよね?・・・あれ?そこから違うのか?
人によってこんなにもイメージって違うんですね。う~ん面白い。
そう言えばシューベルトの「魔王」もイメージが変わる。雀「魔王」好きなんですが、あの子供を連れ去る魔王、どういうイメージですか?雀、小学生で初めて聴いたときはとにかく怖くて、ダースベイダーのイメージでした。怖いですね~。ダースベイダーに追われたら相当ヤバイですよ。「オペラ座の怪人」を観た(DVD)直後はファントムになりました。今は・・・エリザベートを観た(動画)直後なのでトートですね。か~っこいいですね。連れ去って~って感じですね。
音楽って心で聴くから、本当に十人十色のイメージがあります。「あ~そうだよね~」とか「え~ないべ~!」とか、結構楽しいですよ。あと、本の登場人物のイメージとか。身近な人とやってみて下さい。