夢屋だより

那須高原・古民家のカフェ夢屋より、カフェの新着情報・染め織りの記録、その他つれづれ日記などをupします。

一日16回もテレショップ。

2008年08月21日 | ゆるゆる日記

嬉し~~~い!いや~・・・嬉しいですね。NACSのファンが近くにいました。今、合唱部のお手伝い部員として、吹奏楽部から来てくれているワッキー(女子)、NACSのファンでしたよ~。もうね、県内では仲間に出会えないんじゃないかと思ってました。

NACS(ナックス)とは・・・北海道を代表する演劇ユニットで、道内ではかなりの人気を誇るローカルタレント五人組です。レギュラー番組を抱え、ドコモのCMに出演し、「ちびナックス」としてアニメにもなっています。本州では大泉洋さんが一番有名ですね。とにかく北海道では知らない人はいないんじゃないかってくらい愛されている人々です。

本州での知名度は高くないので、友達に「好きな俳優は?」って聞かれると「NACS(ナックス)!」と答えるのですが、今まで「誰?」っていう以外の反応をもらったことがありませんでした。だから「NACSマジやばいっすよね~!」っていう初めての反応がかなり嬉しかったです。こう・・・大海原をイカダで漂っていたら、もう一人イカダで漕いでるヤツがいた~!っていう感じの気持です。

それでそのワッキーにNACS公演『COMPOSER』のDVD借りちゃいました~。いやいや、嬉しさも十倍です。

『COMPOSER』・・・ベートーベン、シューベルト、モーツァルトの3人の偉大な音楽家をベートーベンの人生を軸に描いた、史実無視のファンタジックストーリー。ベートーベンと養子のカールとの確執、音楽家として致命的な聴力の喪失、絶望の果てに彼が見たものは?・・・そして最後の曲が生まれる。

感想・・・ありがと~ナックス~!(メッセージfor北海道)。もうね、史実は完璧に無視ですが、別にいいと思います。五人のパワーが炸裂してます。やっぱりナックスはすごい。ラストの聴力を失ったベートーベンが作曲する場面、最後の指揮、雀さん涙やら鼻水やらで大変なことになりました。純粋に笑って泣けるNACSの舞台、大好きです。

北海道から発信するっていうスタンスがNACSの魅力の一つですね。なんでもかんでも東京が中心みたいに言うけど、ちょっと待てよと。そうですよ。東京がなんぼのもんですか。東京での成功が成功とは必ずしも言えないでしょう。どんなに有名になっても北海道が本拠地。かっこいいじゃないですか。雀さん声を大にして言いたい。ローカル馬鹿にすんなよ~!

NACSは北海道の皆さんに愛されて見守られて、本当に幸せな劇団だと思います。そしてそんな北海道の皆さんには抜群のセンスがある。「水曜どうでしょう」とか、「ハナタレナックス」とか、ローカルTVとは思えないほど面白いです。普通ローカルって面白いのかな?栃テレが面白くないだけ?栃テレ、おくやみとゴルフ講座とテレショップで構成されてるんですよね。そして明らかにテレショップの時間が長い!やっぱり東京に近いとやる気なくなるのかもしれませんね。でも「世界名作劇場」は好きです。

とにかく最後にもう一言、声を大にして言いたい・・・本州の皆さん、ナックスをよろしく~!(宣伝)