設計事務所が設計以外に何をしているかの第五回目です。
工事の前半で建物の性能部分を固めて、中盤は内部の造作工事に移ります。
また外壁材が杉板張りでしたので、大工さんは天候などの様子を見ながら内部工事をしたり外壁張り工事をしてもらいました。
加えて内装がいつもの塗装仕上げではなく、モイス張りだったのでいつもより内部の造作工事期間が長かったです。
内部の工事は、図面通りの工事が行われているかの確認もですが、それで間違っていたら手戻りになっちゃうので、事前に何をしてもらいたいか、図面の何ページを見てもらいたいかを工事の進捗に合わせて現場指示を出していきます。
大工さんが工事をしている間、電気屋さんや設備屋さんも出入りしますので、図面内容の確認やこちらからの変更指示、職人さんからの提案など職人さんとのコミュニケーションを大切にしています。
図面だけ渡して、後よろしくって温度がないじゃないですか。
住まいづくりですから。
温かくないとダメ。
結局、木工事期間は2か月半に及んで、23回現場に足を運びました。
造作工事は次工程に移るペースが落ちるので3日に1回のペースになりました。
つづく
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます